松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下”の業務日誌ふじのりんご狩りまでもう少し。
2019年10月27日「ブリキのきこり」
最近この秘境にたくさんのお客様がきてくれます。
やっぱり人は繋がってないと生きられないんだなぁと実感します。
サラリーマン時代会いたくない人にも会わなきゃいけないし、会社の事で怒られなきゃいけないし
自分が悪くないのに謝らなきゃいけないし、どこか心がこもってない感じがしました。
そのうち、人なんて嫌い、自分1人で生きていくから関係ない と思うようになっていました。
でもね、
お義兄さんとお客様のこの笑顔。
作って出来る笑顔じゃないですよね。
みんな笑顔。
先日、奥様にと紅玉をサービスでお渡ししたら紅玉の美味しさに買いたいと来園して下さって
どうせなら、自分でとってみませんか?
脚立に昇って美味しそうなのを選んでいかれました。
サラリーマン時代堅く凍っていた心が最近溶けだした感じがします。
やっぱり僕は人が大好きです。
農業って作物を作るだけではなく、自分も作られてるんじゃないかと思うようになりました。
いっちょ前のことをおもっているとご褒美が
近所のぶどう農家さんの差し入れです。
お返しにりんごの物々交換。
ここには昔の日本が残っています。
正直お義父さんも僕もクタクタです。
ただ、お客様が来てくれて美味しいって言ってくれるので乗り越えられている毎日です。
フジのりんご狩りまでもう少し。
その日まで絶賛ドロシー探索中です。