Blog 四代目のつぶやきブログ

「 無銭飲食 」

シャインマスカットのように最近は甘い品種が人気なようで

りんごでいえば 群馬名月、金星、シナノスイート。

特にシナノスイートは古い品種なのにここ最近人気が急上昇。

この流れにのって売って売って売りまくるぞオーーーーー!!

という流れに乗れないところが当園の不器用なところ。

義父の文雄さん 甘い品種が嫌いらしく甘い品種が少ないんです。

「自分不器用なんで」

自分事でなければかっこいいーー。しびれるぅー。それでこそ男!!

と惚れちゃうところですが これが自分事になると

もうちょっと器用に生きれないものかね。と思ってしまう心の狭い婿でございます。

少ない本数を大切に育てていたのに

自然界で生きる獣たちもなぜか甘い品種がだーーい好き。

まだ色もつかない青いうちに食べに来ます。

とうとううちにも来ました。

イノシシです。

しかも大きくておいしそうな実から食べるんです。

何のために作業をしてきたのか?

イノシシは夜行性のため畑の被害は朝一にきずきます。

その日の始まりがすごく落ち込んだ気持ちからスタート。

自然と共存。さっきの話と一緒で自分に害がなければ素晴らしい言葉ですが

実際は共存なんてできませんね。

食うか、食われるか。

こちらはコガネムシとカブトムシ。

人がわちゃわちゃしている姿を

巣立ったツバメたちが上から眺めています。

いよいよりんごシーズンがスタートです。

今年も最後まで走り切れますように。

パソコンでハローワークの求人情報検索しながらでした。

「 いつのまに 」

気がつけばトンボも飛び回り 朝晩はすっかり涼しくなってちょっと秋を感じられる季節になりました。

このコメントが年取ったなぁと思いますがちゃんと風流がわかるようになるんですね。

例年ですと海の日くらいには夏前の作業が終わり少し長い夏休みをとって日ごろのうっっっっっっっっっっぷんをはらして収穫時期へと入るんですが今年は・・・・・・・・。

まだ木の上にいます・・・・・・。

自分でやるといった高密植栽培。年々作業量も増えて暑い日は死神の存在を感じながら何千という枝を無言で紐で固定しています。

やってもやっても終わりのない作業。

そんな作業の追われていると年に1回のダイレクトメールの作業が遅れてしまい 少しの雨の合間に発送作業

義父には付き合っていただいてほんと感謝。

郵便局に持ち込んで発送料払う手が震えてしましました。

物価高。

何もかも値上がって 値段下げましたぁというセリフは昔もっと聞いてたのにこの先は聞けないかもしれないですね。

そんな暗いことは考えずなんとか今年もダイレクトメール発送させていただきました。

類農園さんの販売会の日程も仮ですが決まってきて

いよいよシーズンが始まりそうでソワソワしてます。

どうやら今年はまとまった休みは取れそうにないですが

この子がもう少し大きくなった時には一緒に夏休みがとれるように今は頑張ります。

早速注文を頂いております。

すっごくすっごく嬉しくて ありがたくて 励みになります。

毎日作業に ぐりの介護に、子供の面倒にと一段落付くととてもお礼の電話をかける時間ではないので

必ず連絡させていただきますのでご了承ください。

さて 作業行ってきます。

「 景色 」

すぐ人のせいにする安川です!!

子供が生まれてから何かの前でじっとする時間がなく、明日にしよう、明日にしようと呪文のように繰り返していたら

ブログの更新がまったくできていない最近。

りんご狩りが無くなってから人とのつながりががっつり減ってしまってどうせもう忘れられてるんだろうなと自暴自棄にもなっている最近。

この文だけ見るとかなり人としてヤバいひとになってますなぁ。

それでも作業のほうはなんか光明が見えたスタートになりました。

前回ブログにも書いた 花付け の作業。

僕がりんご農家になって1番やりたくなかった作業。

それを今年 休み返上して見渡す限りの花びら一つ一つに手で花粉を付けした作業の結果が

付けたばかりのころは効果がわからずへこんでましたが日が進むにつれて効果がはっきりと出てきました。

農家の仕事で手をかけたものが目に見える効果として出ることはあまりないので就農して初めて やった という達成感が得られました。

じゃあ今までなんでやらなかったの?と思われるかもしれませんが

世界のりんご栽培で花付けをする国は日本だけでミツバチがいれば受精すると説明を受けてきました。

まわりでも人の手で花付けをするりんご農家さんは少なく、散布機でする農家さんとミツバチを入れる農家さんがほとんどで。

お義父さんも 昔やったことがあるけどそんなに効果は感じられなかった と言っていたし。

それでも就農してから春先の受精に悩まされ下伊那中のりんご畑を見て回り気になる木があれば飛び込んで園主の方に話を聞かせてもらう中で

(飛び込みはサラリーマン時代の飛び込み営業の経験で何の苦にもならないところが経験値ですね。)

最近の気候とここ西山の気候にはミツバチだけでは厳しいんじゃないかと、手間をかけてミツバチは補助的に考えてみようと今年花粉作りからのスタートとなりました。

全てが初めてのことで一人ぶつぶつ言いながらの期間でしたが

やってよかった。

お義父さんも 今までこんな受精のいいことは初めてだと嬉しそう。

ただ受精がいいだけでおいしいりんごができるかはこれからの問題ですので安心はできませんが。

未来に向けて作業内容が確立できたことは大きい出来事でした。 ただ大幅に春休みは減りますが・・・・。

今年の初めてはそれだけではなく 出たんです。

イノシシ。

もうすごいパワーでありとあらゆるものを掘り返されて。追い打ちで鹿も出て新芽を全部たべられて、サルの大群も押し寄せて

もう西山サファリパークになっています。

そんなわけで今年もお世話になりました。

電気柵張りました。

こんな調子では電気柵だらけになってしまう。

でも張ったおかげで猿が悲鳴を上げて逃げていき、鹿もイノシシも侵入の挑戦のあとは見れますがまだ侵入はされずに済んでいます。

明るい未来と不安の未来がありますが初めていい受精が見れた畑はいい景色で足取り軽く畑に迎えています。

そろそろDMの準備もしなきゃで鞭を打ちながら頑張ります。

「 反省 」

毎年、毎年年末には今年の反省を生かして翌年改善することをきめるのですが

今シーズンは初めて行う作業を2つ。

1つは高密植栽培のりんごの樹の枝を出すために目傷と言って枝のないところの芽の上にナイフで一つ一つ傷をつける作業です。だいたい1本の樹に10から20か所ぐらい

傷を入れるのですが作業が終わるころには握力が無くなるくらいきつい作業です。

傷を入れるりんごの樹はざっと2000本・・・・。

でも地味な作業をしたおかげで写真のように葉が出てきてくれました。

これが将来の枝になってくれます。

2つ目は 花付けといって蜂の代わりに花の中心の花に花粉を付ける気の遠くなる作業です。

しかも花粉も作らなければいけなくて

まず花粉のもとになる花を摘むところから

これは 王林 の花ですが

その前になぜこの作業をするかというと

りんごというのは一部例外はありますが多品種の花粉じゃないと受精しない果物です。

なので畑に1種類の品種を植えても花は咲いても実にならない状況になってしまいます。

そうならないように多品種を植えて 蜂に受精のお手伝いをしてもらっているのですが

最近の気候変動で花の咲くタイミングやミツバチの減少などで受精がうまくいかない年が続いています。

それを補うために人の手で花付けを行うんです。

王林の花をひたすら摘んで

この摘んだ花を

葯と言って花粉になるものだけにするためにやくおとしをします。

この機械に花びらを入れると

花びらが取り除かれて葯だけになります。まだ不純物があるのでふるいにかけると

葯だけになります。

これをトレーに薄く広げて開葯器にいれて

花粉を発芽させます。

これを精製器かけて花粉を取り出します。

少しずつ入れて丁寧に人力でぐるぐるぐるぐる。

すると

これが純花粉になります。

王林の樹3本からとれた花粉は

たった40g

左が花粉を取り終わったカスで右が純花粉。

作業量に対しての得れるものが少ない。

でも今 花粉はすごく貴重なものなんです。

販売されているものがなく自分で作るしかないし花粉を作る機械も高額なものばかりなんです。

なので古い機械を大切に使います。

この採れた花粉に石松子をまぜて梵天で花粉付けをしていきます。

これはこれで無間地獄のように花びらがあります。

しかも時間のないので日々早出、残業。

働いて働いて働いて今年のりんごつくり過去いちばん手をかけるつもりで頑張っています。

まだまだ書きたいのですが今度をあおばを寝かしつけなければいけないので

続き近いうちに。

「 いやいや機 」

人の気配が全くない西山ですが姿なき訪問者はいるようです・・・・。

え。 大きい。 しかも爪鋭そうだし。 何でしょう?

足跡がはっきり付くくらい雪が多くて先日は一晩でこのありさま。

何年かずっとほしかった秘密兵器も装備して出動!!

まさか除雪機を個人で買う生活をするとは思ってもいませんでした。

どんな天気でもぐりの散歩は必須で

目の見えないぐりにはもはや虐待ではないかと。

人気のない山奥でそれなりに生活しております。

今週末2月15日は 大阪茨木市の類農園彩都店様 での販売会。

しばらく人と話してなかったので今からドキドキしております。

販売用のりんごを準備していてびっくり

めっちゃ美人!!

この時期のりんごにしては素晴らしい質で思わずかぶりつきたくなる衝動が。

それぐらいおいしそうなりんご、喜んでくれたら嬉しいです。

静かな西山ですが家の中では小さな怪獣がいやいや期全盛期。

アマゾンで耳栓注文しました。

早く届きますように。