松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下”の業務日誌
2020年1月7日「冒険の書」
新年あけましておめでとうございます。
連休中は放心状態。
愛犬ぐりとコタツの取り合いでした。
ことわざどおりのこの状態・・・。
そんな夢のような日々から一転
身も心もブルブルです。
よく皆さん「松川町の農家さんは冬ハワイに行って畑にいないんじゃない?」って聞かれます。
僕もチョットは期待してました。
あまかったぁ~
全身防寒装備でハワイという名の畑にいます。
この時期は” 剪定 ”という1年の中で最も大事な作業になります。
枝の状態を見て、1本1本見立てます。
それぞれ個性があるので見立ても変わり、
小さな枝の1つ1つに意味があるので最初の見立てを間違えるとその後の作業に支障がでます。
そんな中お義父さんの指導が始まります。
お義父さん・・・「剪定には正解がないから雰囲気で行くのも大事。自分で想像して切るといいよ。」
僕・・・「・・・・。」
お義父さんの決めセリフ 「雰囲気」。
無理ですよ。
だってテレビゲームだってFF派じゃなくドラクエ派だったのに。
自分でシナリオ決めるのは得意じゃなくて、決まったシナリオを進めるのが安心感があって好きなのに。
自分今まで勇者で生きてきたのに神父様に「好きな職業選べるし遊び人にだって転職できるよ」て告げられても。
そんなことを思いながらりんごの木とにらめっこ。
逃げだそうとしてもりんごの木に囲まれるし
これは、イマジネーション力を鍛えてりんごと話せるようになるか
囲まれないように逃げ足鍛えたて逃亡するか。
新年早々人気のない山奥の畑で絶賛リアルドラクエウオーク中です。