松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下”の業務日誌
2023年12月31日「プルートゥ」
少しずつブログ再開です。
夜中に書いたラブレターのような情緒不安定なブログですがお楽しみください。
早いもので2023年も今日で終り。
皆様にとってどんな1年でしたか?
あっぷるハウス宮下にとっては12/24日の類農園さんの販売会をもちまして仕事を納めることができました。
つがるの収穫が8月の下旬、そこから約4ヶ月休むこともできずひたすらりんごと向き合う時間が続き
「来年はいっぱいりんごの木を切って楽にしてやるぅ~!!」
と思っていたのに
「もう少し丁寧に剪定してもう1年収穫してみようかな」
とか
「今年はここが駄目だったからもう少しこうしてみよう」
など もう来年に向けて畑でブツブツ言っています。
個人的に大きな環境の変化もあり、たくさんのお客様の励まし、応援に支えられた1年でした。
12月のりんごの配達時に 息子にってお土産を用意してくれたり
大きくなった?可愛いでしょ?おめでとう。
て声をかけてくれたり
息子の誕生を報告すると涙をながしてくれたり
胸の奥がじ~んと熱くなることばっかりで ほんと感謝。ありがとうございました。
贈り物では毎年りんごの箱の中にお手紙をいれさせていただくのですが
たくさんの反響をいただけて背中をおしてもらうことができました。
毎年手紙をいれるべきか、いれないべきか悩むのですが
「りんご美味しかったし、手紙も感動した。」
「毎年この手紙を楽しみにしている。」
そんなお声をいただけて。
12月は疲れがたまるピークなんですが心を温めてくれることが多くて。
毎年異常気象にふりまわされりんご栽培も綱渡り状態です。
今年も最後まで渡りきることができたのは皆様の応援のおかげです。
今まで心というものを理解できてなかった自分も少しずつ
コノムネノアツイモノハナンデスカ?
と感じることが多くなり
この歳にして人としてようやく成長している気がします。
息子が生まれてすぐに繁忙期になりなかなか一緒に時を過ごすことができなかったので
これから人の気配が全くなくなった西山で寄り添いながら2024年をスタートしようと思っています。
りんご農園として沢山の方の人生に関わらせていただいて
悲しい別れがあった方、嬉しい出会いがあった方、深い悲しみから進み出した方、まだまだ悲しみから立ち直れない方
1人1人にずっと寄り添うことはできませんが
これからもその年、その年の精一杯のりんごを届けれるようにまた来年も頑張ります。
2024年も皆様にとっていい1年になりますように。
1日、1日を丁寧に。大切な人とすごしてくださいね。
今年もありがとうございました。