松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下”の業務日誌
2022年6月21日「競争社会」
梅雨らしいような梅雨らしくないような日々が続いていますね。
前回の投稿から少しずつ元気を取り戻して開き直って畑に出ております。
毎度のことですがこの時期は 「摘果」 作業真っ最中です。
ちなみにこのりんご どれを落とすと思いますか?
とても大きく育っています。
正解は
全部です。
続いてこちらは?
このりんごが少ない年、少しでも残って欲しいのですが
全部落とします。
りんごの栽培は1年のほとんどが落とす作業になるんです。
だから収穫まで残っているりんごは超1流なんですね。
農家になるまではりんごが木になっていることに何とも思わなかったのですが
りんごが木に実こと自体奇跡にちかいんです。
沢山の競争を勝ち抜いて秋にむかっています。
こちらも競争社会に旅立ちました。
今年も来てくれました。
時計が見るも無惨なすがたになってしまいましたが
朝話しかけに行くと巣に姿がなく
目の前の電線に
巣立っても一緒に止まっている姿が愛しくて
来年も無事にかえってきてほしいなと見送りました。
今年前半色んな事がありましたが、りんごの収穫までもう少しになってきました。
後半戦に向けて助走をつけて絶賛”ホップステップジャンプ”中です。