覚悟。
2019年10月11日松川町のりんご農園 ”あっぷるハウス宮下の業務日誌” りんご狩りまでもう少し。
今日は身にしみるような冷え込みでりんごの表面にも水滴が。
今日は少し真面目な話。
うちのお義父さん基本、楽天的で前向きで台風がきてもあまり動じないんですが、
お義父さん・・・「今回の台風まずいかも。」
とのこと。
この時期収穫しようと思えば、少し早いけど、けして商品としては問題ないレベル。
ただ、お義父さんのこだわりのりんごの美味しい時期にはまだ少し早い。
お義父さん・・・「うちのりんごをいままでおいしいっていってくれるお客さんがいるから収穫はしない」
僕はただ頷くのみ。
作業を始める前に、畑のりんご1本1本に
「もう少しだから、頑張ろう。耐えようね。」と語りかけながらぐるりとまわりました。
不思議と自分の子供のように思えてしまって。
当農園はとても小さな農園です。
場所もけしてわかりやすい場所ではありません。
基本繁忙期以外は2人ですし、WiFiもありませんし、豪華な休憩所もありません。
りんご狩りの時は、畑にゴザをひいて自然の中で思い思いの時を過ごしていただくスタイルです。
当農園のお客様は驚くことに90%がリピーターのお客様で、もう何年も通っていただいている方がほとんどです。
その方達に支えられて今までやってこれた理由はお義父さんのこのスタイルだったからだと思っています。
お昼休み一組のご家族が愛知県から訪ねてきてくれました。
そのご家族はもう何十年も通ってきていただいているかたで
今年のりんごをみんなで食べながら談笑。
すると娘さんが
「なに、このりんご。普段食べるのと全然違う。なんでこんなに美味しいの」
それを聞いたお義父さんの顔。
覚悟が決まった瞬間でした。
台風の被害 どうなるかわかりませんが
りんご狩りに向けて今日も絶賛作業中です。
オーイ
2019年10月9日松川町のりんご農園 ”あっぷるハウス宮下の業務日誌” りんご狩りへの道。
台風が近づいているとは思えない天気。
久しぶりに南アルプスの山々が顔をだしてくれました。
葉摘みの間にシート引き
こうすることでお日様の光が隅々まで届くそうです。
知らないことばっかりでりんごってすごく人の手がかかってるんですね。
台風はそれてくれることを願うばかり。
人間のできることは限られていて、自然の中で生かされているからしょうがない。
ただ、その覚悟ができるかどうか。
サラリーマン時代には思いもしなかった共存の意味。
共存といえば
今日も”アサギマダラ”はこなかったってさ。
オーイ はやくおいでぇ~。
りんご狩りに向けて今日も絶賛作業中です。
紅玉
2019年10月9日そろそろ紅玉が出荷をむかえそうです。
当農園りんごの木はたくさんありますが紅玉は4本しかありません。
普通は加工がメインになる品種のため食べ頃になる前に出荷をするそうですが
お義父さんのこだわりで美味しくなるまで木にならしておきます。
なので当農園の紅玉は生食で食べれます。
隠れファンがいて早々に注文もいただいております。
木が少ないため収穫量も限られますが、興味のある方はお気軽にお問い合わせくださーい。
もしもーし。
2019年10月8日松川町のりんご農園 ”あっぷるハウス宮下の業務日誌” りんご狩りまでもう少し。
最近ありがたいことにりんごのお問い合わせがお義父さんの携帯によくきます。
その度に納屋から道路にでて大きな声で
「もしもーし。」
少しすると首をかしげて戻ってきて、再度着信が・・・「もしもーし。」
コントか!!
今の時代あまり体験することがないかと思いますが当農園携帯の電波入りません。
こんなこというと携帯会社の人に怒られちゃうので入るところもあります。
なのでそのスポットを探しながら話します。
そうすると上記のような結果になります。
台風も心配ですが日々できることに集中して本日は出荷作業
いい大きさ、いい色、とてもセクシーです。
上司に監視されながら
りんご狩りに向けて絶賛作業中です。
収穫
2019年10月7日松川町のりんご農園 ”あっぷるハウス宮下の業務日誌” りんご狩りまでもう少し。
今日は収穫。
何を収穫するかというと
赤黒く色付いた秋映です。
見た目とは違いとてもさっぱりとして爽やかな味がします。
今のりんご畑は色々な色の林檎に埋め尽くされて絵本の中にいるみたい。
これから毎週少しずつ種類が減っていってしまうため(農家にとっては嬉しいことですが)
今の景色を見れるのもあと少し。
絵本の中に遊びに来ませんか?
りんご狩りに向けて今日も絶賛作業中です。