Blog 四代目のつぶやきブログ

くんくん。

2019年10月17日

松川町のりんご農園 ”あっぷるハウス宮下の業務日誌” フジのりんご狩りまでもう少し。

 

 

今日は久しぶりにスローなスタート。

忙しいことは、忙しいのですがついついサラリーマン時代の癖で時間で区切ろうとしてしまう。

そんな自分を落ち着かせようとコーヒー入れてみました。

その頃畑では

”アサギマダラ”愛好会の方達が井戸端会議。

 

朝晩の冷え込みで年末の香りがチラホラ。

 

当園1年のクライマックス フジのりんご狩りまでもう少しです。

 

皆様に会えるのを楽しみにしてます。

その日まで絶賛作業中です。

少し休憩。

2019年10月16日

松川町のりんご農園 ”あっぷるハウス宮下の業務日誌” りんご狩り始まってまーす

 

 

今日もセッセと荷作り。

お昼からは大阪からりんご狩りのお客様

とってもすてきなご夫婦で奥様が上手にりんごを切って旦那様と食べているのが微笑ましかったです。

とても上品な着こなしで当園がまるで美術館みたい。

 

最近人との会話が多くて仕事の辛さも忘れられます。

でも皆さん帰ってしまうと

はい、現実が。

黙々、黙々作ります。

最近相棒もかまってないので休憩しろと邪魔をします。

なので今日は短いですが

りんご狩りに向けて絶賛少し休憩します。

 

松川町のりんご農園 ”あっぷるハウス宮下の業務日誌” りんご狩りまでもう少し。

 

まるで何事もなかったかのようにまた陽は昇りました。

 

メディアで見た泥だらけになったりんご。

力尽きてながされてしまったりんごの木。

ここまで大きくなるのにどんなに愛情をかけて作業してきたか

想像するだけで涙がでそうでした。

この度の台風により被災された皆様、ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

1日も早い復興を心から祈っています。

 

 

当農園も改めて1本1本安否確認。

 

みんな必死に耐えて、頑張ってくれました。

 

傷を負った子、力尽きて落ちてしまった子。

みんな含めてチームアップル頑張ってくれました。

「お疲れさま、よく頑張ったね。」と声をかけながら畑を周り

今度は人が頑張る番だと気が引き締まりました。

 

複雑な感情を抱きながらの作業の合間に

とうとう現れました!!

 

”アサギマダラ”

見、見えない。

スイマセン、あまりに素早くて撮れませんでした。

 

でも、着実に時はすすんでます。

 

”人間だもの”

 

自然を相手にすると色々なことを教えられます。

 

今日もりんご狩りに向けて絶賛学習中です。

 

 

ごめんね。

2019年10月12日

松川町のりんご農園 ”あっぷるハウス宮下の業務日誌” りんご狩りまでもう少し。

 

台風襲来。

夕方我が家のりんご達の安否確認。

1本1本点呼を取りながらの見回り。

一生懸命風に耐えてくれました。

只1人返事のない子が・・・

 

「よく頑張ったね。ごめんね。守ってあげれなくて。」

 

自然との共存。

今まで都合のいい部分としか付き合ってこなかった自分の覚悟の幼稚さに腹がたちました。

明日になってみないと正直被害の大、小はわかりませんが、必死に耐えた子を世の中に送り出してあげることが

自分たちの使命だと強く思いました。

 

台風よ農家をなめんなよ!!

 

負けないからな!!

 

りんご狩りに向けて人間だけではなく、りんご達と一緒にチームあっぷる絶賛戦闘中です!!

覚悟。

2019年10月11日

松川町のりんご農園 ”あっぷるハウス宮下の業務日誌” りんご狩りまでもう少し。

今日は身にしみるような冷え込みでりんごの表面にも水滴が。

 

今日は少し真面目な話。

 

うちのお義父さん基本、楽天的で前向きで台風がきてもあまり動じないんですが、

お義父さん・・・「今回の台風まずいかも。」

とのこと。

この時期収穫しようと思えば、少し早いけど、けして商品としては問題ないレベル。

ただ、お義父さんのこだわりのりんごの美味しい時期にはまだ少し早い。

お義父さん・・・「うちのりんごをいままでおいしいっていってくれるお客さんがいるから収穫はしない」

僕はただ頷くのみ。

作業を始める前に、畑のりんご1本1本に

「もう少しだから、頑張ろう。耐えようね。」と語りかけながらぐるりとまわりました。

不思議と自分の子供のように思えてしまって。

 

 

当農園はとても小さな農園です。

場所もけしてわかりやすい場所ではありません。

基本繁忙期以外は2人ですし、WiFiもありませんし、豪華な休憩所もありません。

りんご狩りの時は、畑にゴザをひいて自然の中で思い思いの時を過ごしていただくスタイルです。

当農園のお客様は驚くことに90%がリピーターのお客様で、もう何年も通っていただいている方がほとんどです。

その方達に支えられて今までやってこれた理由はお義父さんのこのスタイルだったからだと思っています。

 

お昼休み一組のご家族が愛知県から訪ねてきてくれました。

そのご家族はもう何十年も通ってきていただいているかたで

今年のりんごをみんなで食べながら談笑。

すると娘さんが

「なに、このりんご。普段食べるのと全然違う。なんでこんなに美味しいの」

それを聞いたお義父さんの顔。

 

覚悟が決まった瞬間でした。

 

台風の被害 どうなるかわかりませんが

りんご狩りに向けて今日も絶賛作業中です。