松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下”の業務日誌ふじのりんご狩りまでもう少し。
2019年10月27日「ブリキのきこり」
最近この秘境にたくさんのお客様がきてくれます。
やっぱり人は繋がってないと生きられないんだなぁと実感します。
サラリーマン時代会いたくない人にも会わなきゃいけないし、会社の事で怒られなきゃいけないし
自分が悪くないのに謝らなきゃいけないし、どこか心がこもってない感じがしました。
そのうち、人なんて嫌い、自分1人で生きていくから関係ない と思うようになっていました。
でもね、
お義兄さんとお客様のこの笑顔。
作って出来る笑顔じゃないですよね。
みんな笑顔。
先日、奥様にと紅玉をサービスでお渡ししたら紅玉の美味しさに買いたいと来園して下さって
どうせなら、自分でとってみませんか?
脚立に昇って美味しそうなのを選んでいかれました。
サラリーマン時代堅く凍っていた心が最近溶けだした感じがします。
やっぱり僕は人が大好きです。
農業って作物を作るだけではなく、自分も作られてるんじゃないかと思うようになりました。
いっちょ前のことをおもっているとご褒美が
近所のぶどう農家さんの差し入れです。
お返しにりんごの物々交換。
ここには昔の日本が残っています。
正直お義父さんも僕もクタクタです。
ただ、お客様が来てくれて美味しいって言ってくれるので乗り越えられている毎日です。
フジのりんご狩りまでもう少し。
その日まで絶賛ドロシー探索中です。
松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下の業務日誌”ふじのりんご狩りまでもう少し。
2019年10月26日「さなぎ」
今日はまず、ふじの畑を見回りしました。
りんご狩りまで2週間、いい色になってきました。
皆さんに会うために一生懸命おめかし中です。
それと、先日りんご狩りをしていただいた”水葉”様からこんな写真が
こんなに綺麗におめかししていただいてりんご達も本当に幸せ者です。
温かいお言葉までいただいて、連続出勤なんのその!
疲れが吹っ飛ぶとはこういう事を言うんだと初めて実感しました。
午後は少し畑を離れているとお義父さんからラインがはいり
「先日、若武者で売りに行って当園のりんごを買ってくれたお客様がきてくれたよ」
と・・・・!!!。
そんなことあります?
たまたま買ったりんごの農園に愛知県からきてくれます?
そんなありがたいことあります?
急いで帰りましたがお会いすることもできず、お義父さんとただ「ありがたいね」を繰り返すばかり。
「星川さーんわざわざきていただいてありがとうございます。是非お会いしたかったです。今度はしっかりサービスしますからね。またお会いしましょうね。」
夏には考えられないくらい人が訪ねてきてくれて
何年も前に当園にりんご狩りにきてくれてそのときのりんごの味が忘れられないと
お友達を連れてきてくれました。
皆さんに応援されて、おいしいと言ってもらえて、会いに来たよと言ってもらえて、ありがとうと感謝されて
サラリーマン時代にはなかった感覚。
農業とはなんぞや?
仕事であって仕事であらず。
最近農業とは”生き方”なんじゃないかと思うようになりました。
6月からもうすぐ半年。
少しずつ、少しずつ自分の中身も変わり始めた気がします。
ふじのりんご狩りまでもう少し。
その日まで絶賛脱皮ちゅうです。
松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下の業務日誌”フジのりんご狩りまでもう少し。
2019年10月25日「晴耕雨耕」
農家さんは雨降りはやすみだよねぇってよく言われます。
休みたいです。
でもね、待ってくれてる人たちがいるんです。
その人たちのことを考えると休んではいられないんです。
でもこれは当園だけの話ではなくて松川の農園さんはみんなやっていること。
松川町は11月町中がりんごのいい香りに包まれます。
それが12月になると畑からりんごが消えるんです。
凍る前に収穫終わらせるためです。
これから怒濤の2ヶ月が始まります。
早く来い来いお正月。
正月を妄想しながら今日もりんご狩りに向けて絶賛ヘミングウェイ中です。
松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下”の業務日誌フジのりんご狩りまでもう少し。
2019年10月24日「?川急便」
今日は愛知県刈谷市のお客様までりんごの配達。
ナビを頼りに下道で。
途中道の駅で休憩しながら
いつの間にか農園配送車になってしまった我が愛車。
配達先ではおいしいコーヒーをいただきました。
ここのマスター発想が面白くて、話を聞いててこちらもワクワク。
それを、優しい笑顔で見守っていてくれる奥様がいて
時間があれば1日中いたいくらい素敵な空間でした。
当然すぐ帰りましたよ。
忙しい時期ですし。
市場なんか寄ってませんよ。
お昼だって走りながら食べれたらいいなぁって
お義父さん待ってるし
最近のジェットは格好いいなぁ。
今ならいつ納期?
ごめんなさい。
だってさ。普段山奥だし、誘惑多いんだもん。
フジのりんご狩りまで絶賛寄り道中です!!
松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下の業務日誌”フジのりんご狩りまでもう少し。
2019年10月22日「 赤い玉 」
寒い寒い。
高地をなめてました。 畑から南アルプスを見ると
仙丈岳、間ノ岳、塩見岳みーんな真っ白。
そりゃ寒いわけ。
そんな中今日は紅玉祭り。
せっせと収穫。
とったばかりでもこんなに綺麗。
それを軽く空拭きしてあげるだけで
こんなに輝くんです。
受け取った方が箱を開けたときに想像を超える感動を与えたいと常に思っています。
その為の一手間なら惜しまずかけたい。
箱の中に思いを全て注ぎ込む。
お義父さんと二人それだけの思いで日々作業をしております。
ちょっとおフランス風におしゃれに着こなすと
惚れ惚れしちゃう。
あれ
ところで何日連続出勤なんだ。
働き方改革って?
りんごは赤いけどここは真っ黒な雰囲気が・・・。
フジのりんご狩りまでもう少し。
今日も絶賛強制労働中です。