Blog 四代目のつぶやきブログ

「ここではないどこか」

雪に埋もれている。

こっちではないようだ。

方向を変えて

はて、

今日は何処に行ったのだろうか?

その頃お家のなかでは、

犬を放棄したぐりが猫へと進化中。

 

時間がゆっくり流れている西山でした。

「ヘンゼルとグレーテル」

この時期の西山はひとの気配がない寂しい場所になります。

作業はというと葉っぱの落ちたりんごの木とにらめっこしながら

枝を選別していく剪定とい作業になります。

畑のどこからか耳をすますと

”パチン、パチン”と枝を切る音が、

だから作業場が遠いと何処で作業をしているかわかりません。

そんなときは目印があります。

ちょとしなびたミカンの皮。

少し進むと

さっきより鮮度のいいミカンの皮

その先には

おぉー!!

生命反応が!

目的にだいぶ近づいた予感が

ジャーン。

発見。

 

もしこの時期にこられて留守だった場合、ミカンの皮を探して下さいね。

新鮮なミカンの皮の近くにいると思いますよ。

剪定がおわるその日まで今日も絶賛”帰り道迷わせるためにミカンの皮拾っちゃおー”中です。

 

「反響」

 

今はちょうど今年度、来年度の間でして

畑の作業は、今年の秋の収穫に向けてのじみ~な剪定作業。

それとは別に密かに出荷の作業もしておりまして、通販専用ではありますが出品しておりました。

それも全て終わってしまってもうもぬけの殻状態。

でもお気づきの方もいらっしゃいますがホームページには通販サイトがないんです。

じゃあどこにだしてたの?

 

じつはですね。

あるサイトに出品はしておりましたがいっさい”あっぷるハウス宮下”の名前もだしてなくて

ましてや長野県松川町のりんごともうたってないんです。

なぜかって?

りんご農家になってから松川町のりんごを地方のスーパーや道の駅で並んでいるのをよく見て

お客さんの話を聞き耳をたてて聞いてみるとすごく評判がいいんです。

ただ中には松川町という名前にあぐらをかいている農家さんの話もよく聞くようになって

どうせ出品するなら松川という名前も、農園名もかくして純粋にお義父さんのりんごのファンになってもらいたいという思いではじめました。

結果は想像以上の反響でりんごを作っていく自信になりました。

以前にも書きましたが、

りんごの販売は対面販売か紹介じゃないと想いや、繋がりが感じられない、価値がないんじゃないかと思っていました。

僕がりんご農園を継ごうと思ったのは、お義父さんのりんごを1人でも多くの人に食べてもらいたいという思いからです。

この素敵な西山という地区でひっそりとつくるこだわりのりんご。

うちだけの問題ではないですが農家の課題はどんなにいいものを作っても発信しなければきずいてもらえないということ。

ただ、農家さんには発信の仕方がわからない方がたくさんいます。

僕もその1人ですが、なんとか発信しようと日々あがいている中で、自分が否定していたネットをやってみようと思いました。

結果、今までこだわっていた対面販売と同じくらい、顔や名前がわからなくてもお届けする方の事を思い荷作りしてメッセージを頂いて、

たくさんの感動をいただけました。

(まさか40歳超えて感動という言葉を書くとは思ってもいませんでした。)

その分今までより多くの方にお義父さんのりんごを食べてもらうことができました。

でも納屋にあったりんごも空荷なり、その機会が今年は終わってしまいました。

でも最後に

大きくはないですが市場にはでまわらない農家の楽しみな超小玉ふじ

10k箱に詰めて出荷しようと思ってます。

8箱予定でしたがすでに3箱は予約を頂いて残り5箱。

今週末くらいにどういうりんごを詰めていくらにするかお義父さんと作業をする予定ですので

今シーズン最後の”あっぷるハウス宮下”の 超小玉ふじ 興味あるというかた

お気軽に連絡下さい。

ちなみに ぐりも大好き。

もしかしたら、週末までに ぐりと僕 とで食べきっちゃうかも。

 

ぐりが遊べとせがみだしたので今日も絶賛”りんごを食べ過ぎてぶくぶく中”です。

 

 

 

「安川機嫌治った てよ」

こんにちは。

前回のブログ、色々ご意見いただきました。

書いている時の僕は正にこんな感じ。

今はすっかり

山奥の天使に戻りました。

前を向いて行くしかないですね。

はい、気を取り直して

最近にしては珍しく今年は雪が積もりました。

ぐりは大喜びで

りんごを咥えて走り回ってます。

夕方散歩をしていると

こんな幻想的な景色。

音がない無音の世界。

お義父さんがポツリ

「今年はおいしいりんごができそう」

嫌なことがあっても自分の中で消化するしかないですね。

 

いいこともたくさんあるし。

昨年からはじめたネット販売。その中でつないでいただいた素敵なご縁。

あたたかいメッセージの数々。

今年はどんなご縁が待っているんだろう?

どんなことをしてみようか?

想像するだけでワクワクしちゃいます。

 

少し心配が。

以前素敵なご縁を頂いたmさん。

たしか手術を控えていたはず。

元気にしてますか?

頑張ってくださいね。応援してます。

 

皆さんとおあいできるその日まで

今日も絶賛”畑でりんごの枝とチャンバラごっこ中”です。

 

 

「安川ぐれたってよ」

 

年が明けて2週間。

遅くなりましたが明けましておめでとうございます。

今年はいい年になるといいなぁと思っていた矢先

すっごく腹が立つ出来事が。

ここから先は僕の負の顔がでますので、心臓の弱いかた、見たくないって方はご遠慮下さい。

 

昨年10月松川に転居しましたが正直うんざりしてきてる今日この頃。

昨年からコロナの影響で自営業の方には国や市町村から補助金がでています。

よくニュースにもなりましたが大学生や主婦のかたの不正受給とかいう例の補助金です。

農家というのは年中収入があるわけではないのでグレーの範囲がたくさんあり、その方のモラルにかかっているんですよね。

去年の収入に比べて今年の収入源ってコロナのせい?とか

確かに申請すればもらえるけどそれってほんとに今回のコロナに関係ある?とか。

セーフじゃないけどアウトでもないみたいな。

町の補助金にしたって、ある観光農園は水洗トイレに入れ替えるから補助金出せ とか

それって自分の設備投資じゃんって思うことを平気で言えちゃうんですよ

補助金を頂く指針に、支払いは振り込みでと記載があるのに

「振込手数料がもったいないから現金でいいか」とか「そんな説明きいてないとか」

サラリーマンの方々にはそんな補助金ないんだよ。

補助金で手数料以上の金額もらいますよね。

申請の手引き何ヶ月も前に渡されましたよね。

 

家はどうかって?

昨年から智博君は農園のことは全く、手伝いも含め何にもしていないのに去年の春の農業委員会で僕への名義変更が認められず

いまだに代表者は智博君。

そんなわけでこの小さな町の世間体のために収入の条件のある補助金、町の補助金も智博君が町長というだけで自粛。

ようやく1つ申請した補助金

経営継続補助金 採択されました。

来年度に向けて冷蔵庫を導入しあらゆる販売に対応できるように少し未来が明るくなってきました。

 

これで猛暑の時期にりんごを保管してあげることができると喜んでいたら

今日、智博君から

「補助金辞退してほしい」って

!!!!!!!

理由ははっきり言いませんでしたが

何週間か前、この西山地区の数件を除く松川町全件にあるグループが

(僕は興味がないので名前も覚えてないのですが)

智博君、あっぷるハウス宮下のことを面白おかしく書いた文章を配布したらしく

その中に今回の補助金のことも書かれていたらしく

どうやら申請者が智博君だとグレーなんだって。

議員さんの家族だって本人の名前じゃなきゃそこはセーフ?

そこはつつかないんだ。

補助金の目的なんかどうでもいいんだね。

ようは世間体がいいことが第一条件。

町長というだけで批判され、同じ土俵にも上がらず言い返せないのをいいことにあたかも世論の代弁者かのようなふるまい。

文章配るなら家にも配ればいいのに、そこは配らない小心者。

 

いい大人が松川町を良くしようって頑張っている若者の足を引っ張るなよ。

新聞見ても松川町のニュースでいいことはほとんどのらない。

自分達が松川町の雰囲気を悪くしていることにきずいていない。

まわりも注意してあげない。

僕は歴史小説が好きでよく読みますが

だいたい狂った権力者は自分を注意してくれる人がいなくて、いたとしても、とおざけて破滅に向かう。

歴史は繰り返す。

 

そんなやつらにふりまわされる

僕の人生何なんだろって思っちゃって。

怒る気もおこらなかった。

何のために農家になったんだろ。

なんで足引っ張るんだろ。

やりたいことやっちゃ駄目なのかな

なんで世間体気にしなきゃいけないんだろって

でも

ぐりが幸せそうに寝てくれているので

今日はもう休みます。

 

松川 好きになれるかなぁ。