ごめんね。
2019年10月12日松川町のりんご農園 ”あっぷるハウス宮下の業務日誌” りんご狩りまでもう少し。
台風襲来。
夕方我が家のりんご達の安否確認。
1本1本点呼を取りながらの見回り。
一生懸命風に耐えてくれました。
只1人返事のない子が・・・
「よく頑張ったね。ごめんね。守ってあげれなくて。」
自然との共存。
今まで都合のいい部分としか付き合ってこなかった自分の覚悟の幼稚さに腹がたちました。
明日になってみないと正直被害の大、小はわかりませんが、必死に耐えた子を世の中に送り出してあげることが
自分たちの使命だと強く思いました。
台風よ農家をなめんなよ!!
負けないからな!!
りんご狩りに向けて人間だけではなく、りんご達と一緒にチームあっぷる絶賛戦闘中です!!
覚悟。
2019年10月11日松川町のりんご農園 ”あっぷるハウス宮下の業務日誌” りんご狩りまでもう少し。
今日は身にしみるような冷え込みでりんごの表面にも水滴が。
今日は少し真面目な話。
うちのお義父さん基本、楽天的で前向きで台風がきてもあまり動じないんですが、
お義父さん・・・「今回の台風まずいかも。」
とのこと。
この時期収穫しようと思えば、少し早いけど、けして商品としては問題ないレベル。
ただ、お義父さんのこだわりのりんごの美味しい時期にはまだ少し早い。
お義父さん・・・「うちのりんごをいままでおいしいっていってくれるお客さんがいるから収穫はしない」
僕はただ頷くのみ。
作業を始める前に、畑のりんご1本1本に
「もう少しだから、頑張ろう。耐えようね。」と語りかけながらぐるりとまわりました。
不思議と自分の子供のように思えてしまって。
当農園はとても小さな農園です。
場所もけしてわかりやすい場所ではありません。
基本繁忙期以外は2人ですし、WiFiもありませんし、豪華な休憩所もありません。
りんご狩りの時は、畑にゴザをひいて自然の中で思い思いの時を過ごしていただくスタイルです。
当農園のお客様は驚くことに90%がリピーターのお客様で、もう何年も通っていただいている方がほとんどです。
その方達に支えられて今までやってこれた理由はお義父さんのこのスタイルだったからだと思っています。
お昼休み一組のご家族が愛知県から訪ねてきてくれました。
そのご家族はもう何十年も通ってきていただいているかたで
今年のりんごをみんなで食べながら談笑。
すると娘さんが
「なに、このりんご。普段食べるのと全然違う。なんでこんなに美味しいの」
それを聞いたお義父さんの顔。
覚悟が決まった瞬間でした。
台風の被害 どうなるかわかりませんが
りんご狩りに向けて今日も絶賛作業中です。
オーイ
2019年10月9日松川町のりんご農園 ”あっぷるハウス宮下の業務日誌” りんご狩りへの道。
台風が近づいているとは思えない天気。
久しぶりに南アルプスの山々が顔をだしてくれました。
葉摘みの間にシート引き
こうすることでお日様の光が隅々まで届くそうです。
知らないことばっかりでりんごってすごく人の手がかかってるんですね。
台風はそれてくれることを願うばかり。
人間のできることは限られていて、自然の中で生かされているからしょうがない。
ただ、その覚悟ができるかどうか。
サラリーマン時代には思いもしなかった共存の意味。
共存といえば
今日も”アサギマダラ”はこなかったってさ。
オーイ はやくおいでぇ~。
りんご狩りに向けて今日も絶賛作業中です。
もしもーし。
2019年10月8日松川町のりんご農園 ”あっぷるハウス宮下の業務日誌” りんご狩りまでもう少し。
最近ありがたいことにりんごのお問い合わせがお義父さんの携帯によくきます。
その度に納屋から道路にでて大きな声で
「もしもーし。」
少しすると首をかしげて戻ってきて、再度着信が・・・「もしもーし。」
コントか!!
今の時代あまり体験することがないかと思いますが当農園携帯の電波入りません。
こんなこというと携帯会社の人に怒られちゃうので入るところもあります。
なのでそのスポットを探しながら話します。
そうすると上記のような結果になります。
台風も心配ですが日々できることに集中して本日は出荷作業
いい大きさ、いい色、とてもセクシーです。
上司に監視されながら
りんご狩りに向けて絶賛作業中です。