松川町のりんご農家 ”あっぷるハウス宮下の業務日誌”
2025年4月10日「 もぞもぞ 」
更新間隔あいてしまいました。
なんでか?
めずらしくめっちゃ働きました。
休憩もなく朝から夕方まで。
でも苦ではなかったです。
一つ一つ畑が形になっていくのがうれしかった。
長かった3か年計画の畑がこれでひとまず完成しました。
今行動したことはきっと未来なにか結果として表れることを願って頑張りました。
ホッと一息ついて周りの景色を見ると
わ!! もう芽が出てる!!
こっちはもう展葉しそう!!
カモシカも春になってうかれてる。
すっかり春ですね。
花が咲くということは花摘みの作業の足音が・・・。
その前に もう一つ未来に向けての作業が。
期待の新品種
穴掘って
リンゴ狩りの畑にも植えました。
採れるのはまだまだ先ですがとても甘いりんごの予定です!!
今起きていることは過去の自分の行動が決めています。
だから未来の自分のために今の自分が何ができるか?
今何をしたら未来の自分が楽しめるか?
最近そんなことばかり考えています。
どうせ考えるなら明るい未来を考えたいですね。
未来の畑、たくさーんりんごがなりますように。
松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下”の業務日誌
2022年8月20日「鬼退治」
ダイレクトメール発送後りんごの注文をいただいております。
注文がくるまでは
”1件もこなかったらどうしよう。”
”今年も憶えててくれてるかな?”
”嫌われてないかなぁ”
と ネガティブ思考に陥るのですが隣で作業しているお義父さんは
”そんなこと心配したってしょうがない、くるものはくるし、こないものはこない”と
ポジティブなのか、楽観的なのか自己中心的なのか とにかく羨ましい性格をしております。
注文用紙がとどきだすと
”世の中との繋がりを実感できて、これからはじまる繁忙期にむけて頑張るエネルギーがわいてきます。”
その後半戦のスタートはつがるの葉摘み作業からスタートです。
猿の被害が大きかった畑です。
りんごのまわりにたくさんついている葉っぱを1枚1枚とっていって
日が当たるようにします。
これも葉っぱをとりすぎると日焼けしてしまうので考えながら作業をするのですが
油断をするとここまで大きくなったりんごを落としてしまうんです。
”あっ 落としちゃったぁ、もったいない”
と思って脚立の上から下をみると
食べかけのりんごが!!
また、猿がでたのか とよく見ると
ぐりでした。
なるべく ぐりのおやつにしないように丁寧に葉摘み頑張ります。
つがるの出荷までもう少し
その日まで絶賛”きじを探し中”です。
お知らせに現在確定の販売情報書きました。
ぜひ見て下さい!!
松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下”の業務日誌
2022年8月11日「先を見る」
暑い~!雨雨雨!コロナ!猿!・・・猿?
そうなんです。
困難な事だらけで日々がむしゃらに生きていたのですが 今年は4年ぶりに猿が現れました。
そんでもってこんな事に
こんなに大きくなったのに
とてもみずみずしくなってきたのに
もう少しで収穫だったのにね。
ごめんね。
今年は春先から困難なことばかりで正直心が折れそうにもなりましたが
いいときもあれば悪いときもある。
今が悪ければいいときも必ずくる。
その時のために 悪いときにどう腐らずに活動するか?
44年生きてきてようやくそう考えられるようになりました。
果樹は新しい樹を植えたら翌年収穫できるものではありません。
長い将来をみて あっぷるハウス宮下はどうしていくかをお義父さんと相談して
未来の あっぷるハウス宮下の為に この悪い時に種をまきます。
5年後にはこの畑に立派なりんごの木が並んでいる予定です。
きっといいときが来る。
それを信じて未来の自分に少し期待をしてみます。
そして未来ばかりでなく今も精一杯生きないと
今年もダイレクトメール発送させていただきました。
まだ、届いてないよ、家にも欲しいよ と言ってくれる方お気軽に連絡下さい。
あっぷるハウス宮下の りんごシーズンを伝えるりんご
シナノレッド!!
さあ、りんごシーズンにむけて頑張りますか!!
いいときも、悪いときも
今日1日をがむしゃらに生きますよ!!
生きてるだけでまるもうけです。
松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下”の業務日誌
2022年6月21日「競争社会」
梅雨らしいような梅雨らしくないような日々が続いていますね。
前回の投稿から少しずつ元気を取り戻して開き直って畑に出ております。
毎度のことですがこの時期は 「摘果」 作業真っ最中です。
ちなみにこのりんご どれを落とすと思いますか?
とても大きく育っています。
正解は
全部です。
続いてこちらは?
このりんごが少ない年、少しでも残って欲しいのですが
全部落とします。
りんごの栽培は1年のほとんどが落とす作業になるんです。
だから収穫まで残っているりんごは超1流なんですね。
農家になるまではりんごが木になっていることに何とも思わなかったのですが
りんごが木に実こと自体奇跡にちかいんです。
沢山の競争を勝ち抜いて秋にむかっています。
こちらも競争社会に旅立ちました。
今年も来てくれました。
時計が見るも無惨なすがたになってしまいましたが
朝話しかけに行くと巣に姿がなく
目の前の電線に
巣立っても一緒に止まっている姿が愛しくて
来年も無事にかえってきてほしいなと見送りました。
今年前半色んな事がありましたが、りんごの収穫までもう少しになってきました。
後半戦に向けて助走をつけて絶賛”ホップステップジャンプ”中です。
松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下”の業務日誌
2022年5月9日「3度あることは4度ある?」
うー。寒いです。
GW明けなのにこの寒さ。
特にここは標高800mあるのでそれはもう寒い。
こうなると困る子は
この子達。
りんごの花にとってはとても大切なミツバチくん達がここ最近の寒さで飛ぶことができません。
そうなるとどうなるかというと
花は受精することができずに
パラパラと落ちてしまうんです。
本来なら受精して
このように少しずつりんごのかたちになってくれるのですが
今年もここにきて大ブレーキがかかってしまいました。
畑をみまわしても受精ができずにまだ花びらが残っている木がおおくあります。
今この状態だともうりんごになることはありません。
気候って難しい。
動けない子がここにも
「早く家に入れてくれぇ」
と、言っているようないないような。
それでも残ったりんごたちを大切にしながら今年も乗り越えなければ。
まだまだ脅威はありますが
かかってこい
長雨、日照り、台風、害虫・・・・・。
けっこうあるなぁ。
お手柔らかにお願いします。
チームあっぷるハウス 少し兵力減ってしまいましたが秋に向けて頑張ります。