松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下”の業務日誌
2020年4月21日「収穫祭」
4月に入ってから肌寒い日が続いてまして
りんごの花が咲くのも少し足踏み状態。
花が咲かないことには作業も進まないため畑の見回りをしていると
!!
なんだかわかりますか?
たらの芽です。
僕自然になっているの初めて見ました。
山菜が苦手な僕ですがたらの芽の天ぷらだけは大好きで早速脚立を用意して収穫祭
まだ少し早いので量はそんなに取れませんでしたが
人生はじめてのたらの芽狩り。
りんご狩りに来てくれるお客さんの気持ちが少しわかりました。
メチャクチャ楽しい。
早速両親にプレゼント。
どこにも出かけられない昨今ですが
意外と楽しい事って身近にあったりするもんですね。
りんごの花が咲いたらしばらく忙しくなりそうなので
それまで絶賛”春の収穫祭開催中”です。
松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下”の業務日誌
2020年4月11日「 自覚 」
お義父さん・・・「安君、見て見て。花が咲いたよ」
とても嬉しそうに案内してくれました。
お義父さんはホームページに高山植物のコーナーを作りたいらしく
色々僕に教えてくれます。
が、
ブログに書く頃にはすっかり名前も忘れちゃってる始末。
おんじとリアルハイジなやりとりをしていると、珍しく携帯が鳴りました。
(電波のいいところにいないと着信がならないので繋がるには運も必要なんです。)
こんな時期にめずらしく秋にりんごを配達に行っているお客様からでした。
Tさん・・・「どうだい?りんごは?コロナにかかってないかい?」
「今年は大人数でりんご狩りに行きたいと思っているから気をつけて頑張ってな。」
「あんたぁのりんご期待してるよ」
ありがたいなぁ。
この時期は特に人との交流がないため、自分がしている作業の意味を見失う時があります。
もう半年後にはこの畑にりんごがたくさんなっていて、お客さんたくさん来てくれる。
そのお客さんに ”おいしい” って言ってもらえるように頑張ろう と
Tさんからの電話で元気つけられました。
世間は引き続きコロナの勢いが衰えません。
この松川町も観光農園がたくさんあり、影響がでそうな雰囲気です。
テレビである人が言ってました。
この病気の怖いところは自分が自分の大事な人、誰かの大事な人を殺してしまうところだ。と。
正直そこまで考えてなかったです。
どうか、皆さん今を乗り越えましょう。
耐えましょう。
りんご狩りの時期にまた皆さんの笑顔にあえるのを楽しみに今作業をしています。
だからどうか皆さん気をつけて過ごして下さい。
皆さんに会えるのが今からホントに楽しみです。
だからりんごが木から落ちる日まで絶賛”高山植物図鑑読書中”です。
PS 肺をいじった人、特に気をつけてくださいね。
松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下”の業務日誌
2020年4月8日「 となりの 」
自粛期間のある日の一コマ
老人と2人の小人が池の周りで何かを探していました。
白雪姫でもいるのかな?と見ていると
なおきくん と さゆきちゃんが大興奮で
「あったぁー」
いいものかと思い大人げなく近づいてみると
なんじゃこれ
正解はこの子達の卵でした。
よく見ると二匹いるのわかります?
そう カエルくんです。
サイズでかくね?
なんかこの環境ジブリの世界にいるようで
そのうち日が暮れると猫バスきそう。
は虫類が苦手な方に少し趣向を変えまして
当園にオシャレなサイクルスタンド設置しました。
しかも手作り。
ただ、問題が1つ。
誰が来るの?
今日も訪問者ゼロ。
もしかしたら夜トトロと真っ黒黒助が座っているかも。
激坂に興味のある方是非お待ちしております。
サイクルスタンドが一杯になる日を夢見て
その日まで絶賛”ホウキにまたがってジャンプ中”です!!
松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下”の業務日誌
2020年3月31日「 全員集合 」
こんな標高の高い高原にも春がきました。
やっぱり今年は春が来るのが例年より早いですね。
なんか、年々早くなっている気がします。
ふじも発芽しました。
剪定も終わりしっかり休めるかと思いきや
自分では使わない薪をセッセと割っております。
お義父さん・・・「どうせこの時期コロナの影響で休んでも何処も行けないでしょ」
と 時事ネタ砲を自分にむけて発射し、
来年からはこの業務はストライキしようと強く心に誓いながら
黙々と進め
お昼には、松川町若手農業者の会
その名も”若武者”
の新年度にむけての集まりがあり参加してきました。
自分はどちらかというと落ち武者感満載ですが、
久々の人との交流をし、また山奥に戻って薪割の続きをしておりました。
世間では暗いニュースばかりで、こないだまで濃厚接触できる環境がちょっと羨ましく思っておりましたが
まさかでしたね。
自分の世代はほぼど真ん中でしたね。
おじいちゃんの家で八時にテレビの前で家中で大爆笑。
今の時代あんな光景はもう見れないですよね。
いつまでもバカ殿は見れるもんだと思ってました。
今生きていることを当たり前と思わず、
100日後にはもしかしたら、生きてないかもしれないと思いながら
全力で毎日を過ごしたいと、久々に思いました。
だから今日は全力で絶賛 アイーン中です。
松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下”の業務日誌
2020年3月15日「 じゃ~ん 」
あまり興味のある方はいないと思いますが、(そもそもこのブログが読まれているかも不明ですが)
ここでちょっとお知らせ。
この度、正式にあっぷるハウス宮下の4代目になりました。
誰って?
そうなりますよね。
挨拶が遅くなり申し訳ございませんでした。
文雄さんの娘 留美の旦那になります” ヤスカワ タカシ ”といいます。
愛犬 ぐり とともにりんご農家になるべく日々文雄さんに指導していただいております。
去年りんご狩りに来ていただいたお客様にはご挨拶させていただきましたが、ようやく挨拶させていただくはこびになりました。
まだまだ、教わることは山ほどありますが美味しいりんごを1年でも長くお届けできるように頑張りたいと思っております。
今年はおいしいりんごができそうで今からワクワクしております。
ちなみに僕の趣味は
登山と
自転車をやっております。
見た目怖そうですが、話すといい奴なのでお気軽に話しかけて下さいね。
これから、畑の様子、りんごの出来など随時更新していきますので
楽しみにして下さいね。
では、今日も絶賛 ” しっぽフリフリ ” 中です。