Blog 四代目のつぶやきブログ

「 鬼滅の・・・ 」

 

今年は暖冬と言われますがここ西山はさすが下段とは違って寒さが凶器となっております。

池ノ平も湯気のようなものが発生しております。

 

昔はこの池でスケートをしていたようで一体どんな寒さだったのか想像するのも怖いです。

 

最近は・・・

 

はい、変わらず葛藤しております。

 

時には剪定の指導をしていただいたり

枝を一日中見ております。

 

そうしたら少し変化がありまして。

 

お義父さん・・・「じゃあ雰囲気でこの木はどの枝が邪魔かな?」

 

僕・・・「この枝があるといたづらをしちゃうと思うのでまずこの枝を落とそうと思います。」

 

お義父さん・・・「面白い観点だし、間違ってないと思うよ。」

 

おや?

 

少し会話ができるようになっている!!!

 

りんごの新芽のように自分も少しずつ成長できているようです。

 

ただね、りんごの枝、一本一本に意味があってなんでこの枝を落とすのか説明ができないと

 

自信をもったりんごは作れないんです。

 

自分はまだまだ。

 

最近の流行の漫画で言うと「 木の呼吸 壱の型 」を習得できるように

 

今日もハワイという名の畑で絶賛鍛錬中です。

 

 

 

 

「冒険の書」

 

新年あけましておめでとうございます。

 

連休中は放心状態。

 

愛犬ぐりとコタツの取り合いでした。

 

ことわざどおりのこの状態・・・。

 

そんな夢のような日々から一転

 

身も心もブルブルです。

 

よく皆さん「松川町の農家さんは冬ハワイに行って畑にいないんじゃない?」って聞かれます。

 

僕もチョットは期待してました。

 

あまかったぁ~

 

全身防寒装備でハワイという名の畑にいます。

 

この時期は” 剪定 ”という1年の中で最も大事な作業になります。

 

枝の状態を見て、1本1本見立てます。

 

それぞれ個性があるので見立ても変わり、

小さな枝の1つ1つに意味があるので最初の見立てを間違えるとその後の作業に支障がでます。

 

そんな中お義父さんの指導が始まります。

お義父さん・・・「剪定には正解がないから雰囲気で行くのも大事。自分で想像して切るといいよ。」

僕・・・「・・・・。」

 

お義父さんの決めセリフ 「雰囲気」。

 

無理ですよ。

だってテレビゲームだってFF派じゃなくドラクエ派だったのに。

 

自分でシナリオ決めるのは得意じゃなくて、決まったシナリオを進めるのが安心感があって好きなのに。

 

自分今まで勇者で生きてきたのに神父様に「好きな職業選べるし遊び人にだって転職できるよ」て告げられても。

 

そんなことを思いながらりんごの木とにらめっこ。

 

逃げだそうとしてもりんごの木に囲まれるし

 

これは、イマジネーション力を鍛えてりんごと話せるようになるか

 

囲まれないように逃げ足鍛えたて逃亡するか。

 

 

新年早々人気のない山奥の畑で絶賛リアルドラクエウオーク中です。

 

 

 

 

 

「清水寺」

久しぶりの更新です。

 

ちょっと気を抜いたら想像以上に抜けてしまい、あやうく引きこもりになるところでした。

 

気づいたらもう今年も最終日。

 

皆様にとってどんな1年でしたか?

 

今年の漢字も発表され自分にとっての一文字は何かと考えてみました。

 

「 気 」

 

自分はこの一文字。

 

今年は激流に放り出された感じで年の前半と後半では生き方そのものが大きく変わってしまいました。

 

そのことを受け止めるのにも時間がかかり、慣れていくのにも時間がかかり

 

戸惑いながらの1年でした。

 

その中でも色々なことを気づかせてもらった1年でもありました。

 

自然の恵み、脅威、偉大さ。

 

人の出会い、繋がり、感謝、助け合い。

 

自分の強さ、弱さ、健康、責任。

 

当たり前に思っていたことが実はすごい奇跡なんだと気づかされました。

 

先のことはわかりません。

 

いつまでやろうか正直わかりません。

 

只、今は来年はもっとおいしいりんごをお義父さんと作ろうと思っています。

 

来年こそは胸を張って「どうぞ」と言えるように頑張ります。

 

 

 

今年も大変お世話になりました。

 

実際お会いできた皆様には本当に優しくしていただいてほんと幸せ者です。

 

来年もお会いできるのを今から楽しみです。

 

是非、これからもよろしくお願いします。

 

皆様にとっていい年が迎えられますように。

 

 

新生あっぷるハウス宮下

 

来年に向けて始動します。

 

 

 

 

 

 

 

「クライマックス」

 

りんごの贈答もなんとか目処がついてきて休めるかなぁと思ったのもつかのま

 

1年のメインイベント

 

”りんごの出張販売”のスタートです。

 

・・・? 何ソレ?

 

何かというと 贈答には使えない格外のりんごをお客様に直接お届けするイベントです。

 

当園では浜松に3回 愛知県に1回お伺いさせて頂いているようで

 

13日は第1回の浜松出張でした。

前日にトラックいっぱいりんごを積んで

早朝出発です。 今年最後の満月に見送られて下道をトコトコ浜松へ。

松川町とは違い、暖かいし、みかんがいっぱい。

 

行く先々で台風のこと等心配してくれて、「今年は食べれないと思ってたから、ほんと嬉しい」って言ってくれて

 

買ってもらうのに感謝されて、本当に嬉しい気持ちになりました。

 

あんなに積んだりんごもあれよあれよと少なくなり

 

最後はりんご大好きなわんちゃんにお見送りしていただきました。

こんなにりんごを待っていてくれる人がいるなんてとても幸せです。

 

今度は17日に来る予定なので待っているみなさんの為に

 

早く帰って荷作りしなきゃ。

 

寄り道なんてしませんよ。

だって、みんながまってるんだもん。

 

「このリールと、そのリールの違いはなんですか?」

「カード払い出来ますか?」

・・・・・。

 

コホン。

 

寄るのはトイレ休憩だけですよ。

もう真っ暗。

 

さあ、17日に向けて少し荷作りして

 

今日は絶賛リール巻き巻き中です。

 

 

 

 

 

「はじめのい~っぽ」

 

今週メールやFAX、電話でお礼、激励のお言葉をたくさんいただきました。

 

そしてわざわざ手書きのお手紙も

納屋でお義父さんとりんごを箱つめする手を止めてしばらく無言。

 

よかったぁ~

ちゃんと思いをわかってくれている方もいるんだ。

と2人で笑顔になりました。

 

誰かにきずいてもらいたい。

以前こんな事も書きましたが少し前進。

 

少しずつ少しずつだるまさんが転んだが増えています。

 

さあ今日も絶賛鬼切った中です。