Blog 四代目のつぶやきブログ

「 一歩前へ 」

ここ西山もりんごの花が今にも咲きそうです。

こちらは「王林」の花です。

もう少しで満開になりそうです。

こちらは「ふじ」のつぼみです。

りんごの花が咲くと畑は白い花でいっぱいになります。

白い花が咲くとりんご農家はしばらくの間大忙しになるんです。

花が咲いてから7月いっぱいまでは雨の日も風の日も作業が続きます。

「そろそろ覚悟はできたか?」と

畑に行くとりんごの木に脅される毎日です。

昨年はこの時期には花がほぼ満開でそのあと凍るような寒気がはいり

花が寒気にやられるという被害にあいました。

今年は去年のことを教訓にして少しでも被害を少なくしようと

畑の草を刈っています。

そうすると地表の温度が上がって霜の被害も若干少なくなるんです。

ここから収穫までの長い期間、ほんとに気候との戦いです。

秋にはどんな景色がひろがっているか?

残り少なくなったりんごを食べながら1人妄想中です。

「あんちゃ」

弟が僕を呼ぶときはいつも「あんちゃ」でした。

40年近く呼ばれ続けて、もう呼ばれることはなくなってしまいました。

2人兄弟だったのに、突然1人子になっちゃって。

心にぽっかり穴が空いてしまって必死に日常を取り戻そうとしているのですが

おしよせる悲しみと、はげしい動悸。

日常を過ごすことがこんなにむずかしいものなのかと

ただただ日々が過ぎ去ってくれるのをじっと待っています。

でもそんな感情なんて関係なく季節はゆっくり確実に進んでいて

ほら、今年もはじまるぞ と

りんごの木も冬の眠りから覚めて背中を押してくれている気がします。

時間をかけてゆっくりと

以前より太く強くしなやかに 立ち直りたい。

 

書くことを悩みましたが、これもあっぷるハウス宮下の出来事として記録として残したいと思いました。

今年のりんごが終ったときはどんな思いで立っていられるか。

がんばれ 少し未来の自分。

弟と過ごした40年に感謝。

きっと同じくらい過ごさなければいけない弟のいなくなった世界。

声と顔をだんだん忘れていく事への恐怖。

 

でもこれからも「あんちゃ」としてもう少しがんばるよ。

今の自分から少し未来の自分への期待です。

 

今日は弟の誕生日。

一緒に年を重ねることはできなくなってしまったけど

生まれてきてくれてありがとう。

「あんちゃ」にしてくれてありがとう。

 

 

 

 

 

「ころんだ」

ぐりのMRI検査から一週間

しばらくは辛そうでしたが最近は

デスクワークをしているときも

着替えをしているときも

寝起きに新聞を読んでいるときも

テレビを見ているときも

お昼寝しているときも

そばから離れません。

畑に行くと

家の中からじっと見ているようで・・・。

最近はぐりとだるまさんがころんだ状態です。

 

 

「枯れ木に花を」

昨年の末ぐらいから調子が悪いぐり。

毎日ではないのですが、たまに体を動かすことができない症状がでることがあって

最悪の可能性を潰す意味でもMRIをとることになりました。

ただ ここ長野県南部にはとれるところがないため

愛知県犬山市の病院まで行きました。

 

農家になってから同僚はいないし、365日丸1日いつも一緒にいてくれる存在なので

言葉を交わすわけではないのですが不思議とたくさん会話している感じがあります。

作業がいやで落ち込んでるときも、ビール飲んで酔っ払っているときもいつも隣で寄り添ってくれている同僚であり、家族である大切な看板犬です。

周りからは甘やかしすぎだと言われますが

ぐりにはたくさん助けてもらっているので出来る限りのことはしてあげたいんです。

診察待ちで何かを感じているのかとても不安な様子。

全身麻酔なので一応最悪なケースもありますという説明をうけてひとまずぐりをあずけて

連絡があるまで近くで待機をすることに。

でもせっかく犬山市に来たんだから色々観光でもしよう

と思ったのですが

心配で心配で 結局駐車場で5時間待つことに・・・。

 

待っている間もたくさんの方がそれぞれのわんちゃんを大事に抱えたり、

元気に歩いていたり、かけがえのない時間を一緒に生きてるんだなぁと思うと微笑ましくなりました。

そして我が家のぐりも

不安の中 頑張ってくれました。

終って姿が見えたときはよじ登るくらい抱きついてきて それぐらい不安だったみたい。

検査結果も今の所大きな病気はなく、突発的におきるてんかんではないかとのこと。

しばらく様子見が続きそうです。

ただ全身麻酔で喉に管が入っていたせいか

とても苦しそうに嘔吐いています。

今日も一日じっとしています。

まぁ今日は雪が降っているのでそばにいてあげようと思います。

 

ひとまず重病の可能性は消えて一安心です。・・・が

カード払いの治療費の引き落とし日が次の悩みのタネです。

 

ここほれワンワンで何か掘ってくれないでしょうかね。

引き落とし日まで今日も絶賛”花咲かじいさん読み聞かせ中”です!!

 

 

「 感染中 」

今年2回目の販売会。

オミクロン大流行のためお義父さんに

「不安なら僕だけで行きますよ」

と、一応心配してあげたら

「なんで?わしも行く!!」てすごく行く気満々。

前回の販売会で類農園さんのスタッフの皆さんと、買い物に来て頂いたお客様、

車の誘導をしていただいている方々、皆さんが作り出す居心地のいい空気感に

感染してしまい、どうしても行きたいんだって。

この日は大阪とは思えないほどの寒さと強風(スイマセン、勝手なイメージです。)

買いに来てくれるかなぁ?クレームないかなぁ?

と震えながらたっていると

「前回美味しかったから、今日はたくさん買いに来たよ」

と来てくれるお客様も

なかには先ほど買ってくれたお客様が戻ってきたので

クレームかなぁとオドオドしながら話を聞くと

「今買って車の中でかじったら美味しかったから、もう少しちょうだい」

だって。

ほんとありがたい。

こんなに応援してくれるのでなんかオシャレにりんごを販売したいと

農家がない頭を精一杯つかって考えたのが

フランスのオシャレな通りを紙袋からはみ出たフランスパンを抱えて歩く人の姿。

なんか少し違うけど、普通の休日が少し特別な休日に感じてくれたら嬉しいなぁと試行錯誤しています。

味は勿論ですが、買ってくれた方、人からもらった方が部屋に飾りたくなるような雰囲気をつくりたくて

小さい農園ながらも少しずつ頑張っています。

納屋にあったりんご全部持って行ったのですが、おかげさに14時には完売してしまい、

「午前中買って食べたら美味しかったから買いに来たのに」

とわざわざきてくれたお客様も。

ごめんなさい。

でも嬉しかったです。

 

りんご作りにすごく頑固なお義父さん。

そのお義父さんが作ったりんご、すっごく美味しくて、なんとか世の中に知ってもらいたい

というのが僕が就農した理由です。

毎年悩みながらも手探りで進んでいますが着実にご縁の広がりを感じています。

その度に お義父さん嬉しそうです。

おかげさまで今シーズンのりんご終了になりました。

9月のつがるからはじまってりんご狩り、配達等、たくさんのご縁、素敵な出会いに感謝します。

 

また、9月にお会いできるのをたのしみにしています。

その日まで今日も絶賛”りんごの木と対話中”です。

 

っ、メールいただいてる方、こちらもなるべく早く返信はしているのですが、システムの影響からなのか

届いてないということがあるようです。2~3日たって返信がなかった場合連絡をいただくか、

迷惑フォルダを見ていただいてもよろしいでしょうか?

宜しくお願いします。