松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下”の業務日誌
2024年8月4日「 怪獣18 号」
暑い。夏ってこんなに暑かったでしたっけ?それとも自分が歳をとっただけなんでしょうか?
お知らせ更新しましたが先日ダイレクトメール発送させていただきました。
注文いただいたお客様にはこちらから連絡をさせていただいております。
今シーズンも素敵なご縁をいただきありがとうごいざいます。
今年は比較的穏やかな春で梅雨時期の雨もそれなりに降ってくれて夏もそれなりに暑くなってくれればよかったんですが
これはもう暑いと言うより痛いという感覚。
作業もお昼前には暑くて屋内に避難する毎日で、屋内から畑をみるとりんごが必死に耐えていて健気です。
たまに飯田市市内に出かけると日中りんごがゆだっているようにみえます。
先日参加させていただいたりんごの講習会で講師の方が
「青森県では標高の低いところでりんごを栽培しているので夜になっても温度が下がらずもうりんごが作れないかも。」
とお話しされていました。
実際、りんごからの他作物への変更もしくは品種の変更等温暖化への対応に追われています。
当然その現象は松川町でも少しずつ現れてきて色々な決断迫られています。
ここ西山は標高が800Mあるため夜は半袖では寒いと感じる日がおおく日中との寒暖差が大きいためまだりんご作りには適してはいますが
それでも今後のことを考えていかないといけない状況です。
温暖化の影響で今年のりんご狩りは例年より1週間遅れてのスタートです。
11/9から11/24 開催です。
期間が短くなっております。
期間が短くなることは農園としては収益にダメージですがせっかく来ていただけるなら美味しい時期に来ていただきたいので。
ということは僕の休みがなくなるシーズンのスタートです。
でも不思議に今年はワクワクしています。
今年はどんなご縁がまっているか。
そうそう。
うちの怪獣1歳になりました。
先日妻の手作りケーキをプレゼント
もうはやくよこせと大暴れ。
親としても農家としても子から畑から教えられることばかりですが今年もあと少し全力で頑張ります。
松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下”の業務日誌
2024年6月18日「 でっかいおじさん 」
最近歳のせいか時間が過ぎるのはやいし、疲労抜けないし、体調崩すし、治らないしちょっと焦っている園主です。
それでも作業量は年々増えていて、体力は低下しているのに仕事量は増える困った現実。
どこかで計画間違えたんでしょうか?
でも今から引き返せないので日々奮闘しております。
初めての作業としては昨年植えた約2000本の苗木
この何もなかった畑が
こんなに成長してくれて
その育った木の枝を
みんなで紐で下に引っ張る作業がはじまりました。
こんなふうに
どれくらいって?
約2000本・・・・・。
朝から1日中、結んで引っ張って結んで。結んで引っ張って結んで。
もう朝目が覚めた時点でゲンナリ。
それでもコツコツ。
その作業が一息つくと今度はお決まりの摘果のお仕事。
朝から晩までポトポトポトポト実を落とす。
もう逃げ出したーいと脚立の上から下を見ると
落ちてくる小さなりんごを嬉しそうに待ち構える畑の妖精が。
もう少し頑張るか。
毎日こんな感じで小さな妖精に励まされながら
おっきなおじさん頑張ってます。
松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下”の業務日誌
2024年5月27日” 丁寧 ”
今年の春はながーく桜を楽しむことができましたね。
例年であれば3月に30度近い気温になる日があって花が早く咲いてしまう年が続いていたのですが
今年はゆっくり春を感じながらのスタートになりました。
ブンブンずの蜜蜂も飛び回って今年こそいい年になるかと期待していましたが・・・・・・。
そうはいかないのが農業ですね。
普通花が散るとこんなふうに実になるのですが。
今年は受精せずに何も残らない枝ばかり。
うちだけではなく松川町全体でこんな状況。
どうやら昨年の猛暑の影響らしいのですが
どうやら今年は収穫量がかなり厳しくなりそうです。
おまけに猿の姿も頻繁にみられるようになってきてかなり厳しい状況です。
そうはいっても諦める訳にはいかないので一つ一つの作業を丁寧に行っています。
その時その時で落ち込んでいても解決はしない。人間落ち込んでいてもりんごはその年の精一杯の実をならす。
それが農家になってから学んだことです。
落ち込むのはシーズン終わってからでいい。
だから今は毎日一歩ずつ。
松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下”の業務日誌
2024年4月30日「 はじめました。」
咲きました。
咲いてしまいました。
咲いたらはじまります。
摘花作業。
無数に咲いた花びらを中心の花を残して摘んでいく令和お岩さん状態。
1まーい 2まーい 3まーい ・・・・。数えきれません。
人間が花びらを落とす作業を担当して
花粉を運ぶ作業は今年もあの方達に協力してもらいました。
早朝お迎えに
4月だとまだこの時間暗いですねぇ。
わかりますか?
1年ぶりの西山ぶんぶんズです。
これでメンバーがそろったため
チームあっぷるスタートです。
つぎゆっくりできるのは8月。
その頃には つがる シナノリップの収穫の足音が聞こえてるんだろうな。
今年もどんな出来事、ご縁があるか楽しみです。
松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下”の業務日誌
2024年4月15日「 ドリカム 」
すっかり納税の春ですね。
世間では色々と言われておりますがあっぷるハウス宮下も少ない額ですがちゃんと納税通知届きました。
毎回気持ちが暗ーくなりますが納める事ができるだけ、ちゃんと事業として成り立っているんだと言い聞かせて納税しております。
けして どこかのお偉いさんのように
「ばかやろう」
とは言わず粛々と納めさせていただきますよ。たぶん・・・・・。
最近ブログもインスタも更新がなく
生きてますかあ?
元気ですかあ?
農家やってますかあ?
という質問をいただく事がふえてきて見ていてくれることにビックリ!!
そう思うと特別なことを書かなくてはとプレッシャーで更新できず気づけば冬が終っていました。
でもちゃんと作業はしてましたよ。
毎年の決まった剪定にくわえて
今年も新しい畑ができました。
そこに苗木の移植をして
それとは別に来年用の苗木を1100本!! 植えて
去年植えた2000本の苗木にネギ袋かぶせてと
もうここまでくると野菜農家みたいになってきて
今までとは全く異なる栽培方法にチャレンジしています。
来年ももう1畑ふえる計画で今年もそれに向けての作業をしてました。
何故?こんなに畑を増やすのか?
よく不思議がられます。
それは 畑の規模を小さくするために今広げているんです。
ん?
よくわからない?
ですよね。
あくまでも僕の感覚ですが、今表面化してきている問題点の解決方法がこの栽培方法にあると思っています。
まだまだ収穫には時間がかかりますが
この子がランドセル背負える頃には何かしらの答えが出ているかと思います。
自分なりの未来予想図を描きながら今年も今シーズンの仕事はしっかりして
未来に向けての作業も同時進行しながら格好いい
イケオジ 目指して頑張ります!!
そんな甘いこと言って穴が青い小僧め!!
と言わず
温かい目で見守っていただければと思います。
お知らせ
久々の新商品でました。
詳しくはお知らせ覧みてくださーい。