松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下”の業務日誌 ふじのりんご狩り終了。
2019年11月29日「ほたるのひかり」
寒い、寒い、寒い
そりゃそうだ!!
そこまで雪が迫ってた。
りんごもほら凍ってる。
この状態があと半月早ければいいりんごが出来たのになぁ。
まわりもすっかり冬景色
南アルプスもすっかり真っ白。
なんか生かされてる。
そんな余韻に浸りながら収穫最後のスパート!!
この一瞬の為に1年の作業があるなんてとても想像できなかった。
今までどうしてもその日の結果、一週間後の結果、一ヶ月後の結果を求めて生活してきました。
それはそれで当たり前な事だし、大事な事だけど
この仕事はどんなに急いでも1年後の結果の為の行動を求められる。
なんか短い期間の方がしんどそうに思ってたけど今の行動が1年後の結果に繋がると思うと
一瞬も気が抜けない。
あーあ
えらい世界に来ちゃったもんだ。
でも、人間らしい生活がここにはあって
チームあっぷる 2019年の作業本日終了。
りんごを皆様にお届けするのにたくさんの方の支えがあって。
りんごは工業製品ではありません。
色が薄かったり、形がいびつだったり、傷が付いていたり
でもね、かけた愛情は一緒です。
その愛情まで感じていただけたらいいなぁって思ってます。
明日から出荷の作業に入ります。
注文いただいているお客様もう少しお待ち下さいね。
お義父さんも僕もフラフラしながら頑張りますので。
ブログを書いていると色々な方から反応をいただけて嬉しいです。
今日も以前の上司の方からメッセージが。
離れてみて繋がりを感じられるというか。
もっと繋がっていたいというか。
ホントに感謝です。
残すところあと1ヶ月。
それまで絶賛りんご箱つめ中です。
松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下”の業務日誌
2019年11月27日「あっぷっぷ」
りんご狩りが終わって一段落つけるかなぁ。
もしかして休めるんじゃね。
だって2ヶ月休めてないし、大好きな自転車乗れてないし・・・。
ハイ! ドーン!!
発送待ちのりんご達が。
続いて ドーン!!
ご注文いただいた注文用紙が・・・。
これ事務員がやってくれるんじゃ。
え?僕?
零細企業の辛いところ。だって二人しかいないんだもん。
そういう訳でブログもそこそこに
絶賛パソコンとにらめっこ中です。
松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下”の業務日誌ふじのりんご狩り無事終了。
2019年11月24日「また、来年」
今日で2019年のふじのりんご狩りが終了しました。
大きな休憩所もないし、自販機もない、ましてやWi-Fiもない
山奥の農園に年に一度たくさんの方が遊びに来てくれてとても特別な一ヶ月でした。
お孫さんにりんごの取り方を教えたり
都会では見ない小川で水遊びしたり
可愛いわんちゃんもたくさん遊びに来てくれました。
毎年異常気象が起こる中、今年は特に翻弄される1年となりました。
りんごの出来はいままでになく悪く、皆様に謝ることしかできませんでした。
そんな状況でも、「今年も美味しかったよ。」「このりんごを食べないと年が越せない」
など、たくさんのあたたかい言葉をかけてくださり本当にありがたいです。
明日から本格的に出荷の作業にはいります。
皆様にとっていい1年の締めくくりが迎えられますように
また、風邪などひかれぬようにご自愛下さい。
いっぱいの思いを込めてまた来年お会いしましょう
その日まで絶賛カメラの腕上げときます。
松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下”の業務日誌。ふじのりんご狩り開催中
2019年11月20日「特別な場所」
先週もいい天気の中たくさんの方が遊びにきてくださいました。
1年に1回楽しみに来てくれる方がほとんどで
この場所を特別に思ってくれている方ばかりです。
90歳を超えたおじいちゃんもベンカートに乗って畑に向かいます。
りんご狩りをしながら畑で料理される方も
たくさんの種類のお弁当を持って過ごしに来てくれる方も
皆さんの笑顔を見ているともっと何かできないか と自問自答の毎日です。
おいしいりんごの見分け方は? という質問に対してうまく伝えられない自分の未熟さもよくわかり
たくさんやりたい事がある中で、まずしなくてはいけないことは
来ていただいたお客様にどれを選んでもらっても美味しいですよっと言えるりんごを作ることだと思いました。
皆さんにとっての特別な場所を1年でも長く提供すること、そして去年より今年、今年より来年と
おいしいりんごを作ることを目標に
今日も絶賛りんごの木と格闘中です。
松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下”の業務日誌ふじのりんご狩り開催中
2019年11月15日「それぞれの楽しみ方」
今週もたくさんの方が来て下さいました。
1年に1回しか会えない方もまるで先月会ったんじゃないかと思うくらい
自然に会話が弾みます。
みんな笑顔が素敵な方ばかりでお会いできて本当に嬉しかったです。
りんご狩りされている姿を見ていると人には色んな幸せの形があるんだなと気づかせてもらえます。
きっと誰かのことを思い、喜ぶ顔を想像してりんごがりをしてるんだなと。
りんごを箱に詰めている人の数だけ思われる人がいる。
この場所で家族会を開いたり、同級会を開いたり、来るためにトレーニングをされている方も。
この場所が残っててよかったと誰かに思ってもらえるように
その日まで絶賛おいしいりんごの見極め方修行中です。