松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下”の業務日誌
2022年2月7日「 感染中 」
今年2回目の販売会。
オミクロン大流行のためお義父さんに
「不安なら僕だけで行きますよ」
と、一応心配してあげたら
「なんで?わしも行く!!」てすごく行く気満々。
前回の販売会で類農園さんのスタッフの皆さんと、買い物に来て頂いたお客様、
車の誘導をしていただいている方々、皆さんが作り出す居心地のいい空気感に
感染してしまい、どうしても行きたいんだって。
この日は大阪とは思えないほどの寒さと強風(スイマセン、勝手なイメージです。)
買いに来てくれるかなぁ?クレームないかなぁ?
と震えながらたっていると
「前回美味しかったから、今日はたくさん買いに来たよ」
と来てくれるお客様も
なかには先ほど買ってくれたお客様が戻ってきたので
クレームかなぁとオドオドしながら話を聞くと
「今買って車の中でかじったら美味しかったから、もう少しちょうだい」
だって。
ほんとありがたい。
こんなに応援してくれるのでなんかオシャレにりんごを販売したいと
農家がない頭を精一杯つかって考えたのが
フランスのオシャレな通りを紙袋からはみ出たフランスパンを抱えて歩く人の姿。
なんか少し違うけど、普通の休日が少し特別な休日に感じてくれたら嬉しいなぁと試行錯誤しています。
味は勿論ですが、買ってくれた方、人からもらった方が部屋に飾りたくなるような雰囲気をつくりたくて
小さい農園ながらも少しずつ頑張っています。
納屋にあったりんご全部持って行ったのですが、おかげさに14時には完売してしまい、
「午前中買って食べたら美味しかったから買いに来たのに」
とわざわざきてくれたお客様も。
ごめんなさい。
でも嬉しかったです。
りんご作りにすごく頑固なお義父さん。
そのお義父さんが作ったりんご、すっごく美味しくて、なんとか世の中に知ってもらいたい
というのが僕が就農した理由です。
毎年悩みながらも手探りで進んでいますが着実にご縁の広がりを感じています。
その度に お義父さん嬉しそうです。
おかげさまで今シーズンのりんご終了になりました。
9月のつがるからはじまってりんご狩り、配達等、たくさんのご縁、素敵な出会いに感謝します。
また、9月にお会いできるのをたのしみにしています。
その日まで今日も絶賛”りんごの木と対話中”です。
あっ、メールいただいてる方、こちらもなるべく早く返信はしているのですが、システムの影響からなのか
届いてないということがあるようです。2~3日たって返信がなかった場合連絡をいただくか、
迷惑フォルダを見ていただいてもよろしいでしょうか?
宜しくお願いします。
松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下”の業務日誌
2022年2月1日「るーるるる。」
それにしても今年は雪がよく降りますね。
今日こそ剪定頑張るぞ と毎日気合いを入れるのですが
足下は寒いし、手はかじかむし
夕方日が沈むと極寒だし
「また明日からがんばろっと」
の繰り返し。
早くあがって喜ぶのはぐりだけで 早く散歩つれてけの尻尾ぶんぶん状態。
雪の中へダイブしております。
世間はコロナの感染が騒がれておりますが
今日僕とお話ししたのは 留美さん(妻)とお義父さんとぐり。
昨日僕とお話したのは 留美さん(妻)とお義父さんとぐり。
一昨日僕とお話ししたのは 留美さん(妻)とお義父さんとぐり・・・・。と アレクサ。
誰かと濃厚接触したい!!
秋とそれ以外の季節の差がありすぎて、そのうち動物と会話ができそうです。
今年は焦らず、気負わず西山時間にあわせて冬を過ごそうと思います。
あっ。すいません。りんご、今週末の大阪への出店分のみで販売終了となりました。
本当にありがとうございました。
残すは2/6の類農園 彩都店様での販売のみ。
ぜひ、お近くの方 遊びに来て下さいね。
その日まで絶賛”発音練習中”です。
松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下”の業務日誌
2022年1月20日「回覧板」
今年は雪がおおいですね。
雪が多くて喜ぶのはぐりだけです。
こんなに多いのは引っ越してきて初めてかも。
この西山地区は回覧板の他にこんなものもまわってきます。
ガードレールです。
この地区は標高が800mあり、下の段より一段と降りが強くなります。
なので住民が交代で除雪をするんです。
朝は5時くらいから雪が多ければ昼間も何回か行います。
えらいところに来ちまった。
同じ松川町でもここ西山はやっぱり特殊な地域です。
だからこの西山地区のりんごは美味しいんでしょうね。
除雪は大きな音がするので音が苦手な看板犬は
暖かい所に避難です。
そして秋に向けてのりんご作りスタートです。
剪定講習会で士気を高めて
無音の畑で孤高の作業の始まりです。
今年はどんなことしましょうか?
今日も絶賛1人畑で悪だくみ中です。
松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下”の業務日誌
2022年1月11日「はじめての」
就農して初めての単独での出張販売
松川町をAM4:30に出発!!
向かうは大阪
類農園彩都店様
いつもりんごのお取引をしていただいてるのですが今回初めて
店頭での販売をさせていただけることになりました。
従業員の方1人1人の人柄がとても素敵で、その方達が働いているお店だから
とても雰囲気がよくて、お客様もとてもいい方も多くて
なんかとても心温かくさせていただきました。
普段人が滅多に来ない山の中で作業しているため、たくさんのかたとお話ししながら
りんごをお売りすることができてとっても嬉しかったです。
初めてのことだったので前日から柄にもなく見向きもされなかったらどうしようと
ドキドキしてましたが終ってみればりんごは完売。
ジュースも想定以上選んでいただいてあっという間に終了時刻になってしまいました。
そうなると人間また欲がでるもので
もっと色んなりんごを紹介したい、美味しい時期にお届けしたい
帰り道はそんな欲まみれの人間になってしまいました。
(あわよくば出張販売と言って山から逃げ出せるんじゃないかと考え中)
当初の計画では終った後に慰労会をして帰る予定でしたが
”オミクロン”の勢いには勝てず泣く泣く日帰り車内食。
いつかぜったい食い倒れるぞ!!
と胸に誓い 片道4時間のトンボ帰り。
でも今回素敵なご縁がいくつもあって、身をもって体験することの重要さをきずかされました。
1人1人のお客様の顔を頭の中に思い浮かべることで、たとえ誰も見ていない農作業でも
手を抜けなくなりますし、もっと美味しい物を作りたいと、一段と強く思えるようになりました。
今シーズンは出張販売 たくさんやろうと思います。
まだまだ、引きこもるには早すぎる。
どんな出会いが待っているか
今から楽しみです。
その日まで絶賛”各地の美味しい物るるぶで検索”中です!!
松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下”の業務日誌
2022年1月4日「あけましておめでとうございます」
年があけて4日たちました。
とっても久しぶりのブログになります。
ブログ内容の浮き沈みで僕の情緒不安定がバレバレですね。
昨年のりんご狩りから年末の配達とすごい勢いで走り抜けました。
休みがどうの、残業がこうのなど言えないくらいハードでしたが
思いっきり走りぬくことができました。
そのせいかすっかり放電してしまってしばらく充電が必要なようです。
とどめに正月からぎっくり腰で、よちよち歩きしかできません。
西山も日常の風景、時間が戻ってきてようやく昨年たくさんの方に
いただいたお手紙、動画拝見させていただいております。
これからの冬の作業。
正直心が折れそうになりますが、少し頑張れそうです。
営業本部長として今年は何をしようか、楽しみにしていてくださいね。
これからすこしずつ、つぶやいていきますので今年もよろしくお願いします。