あっぷるハウス宮下”の業務日誌
2020年10月12日「初めて物語り」
チョット真面目な、長い話し。
今年は色々なことに挑戦しようと思い、無人販売所を自主制作
おかげさまで今ではほぼ出品すれば売り切れる状態。
最初は
「こんな所に出しても売れない」 とか
「お金が盗まれる」 とか
でもね、今は支持をいただいて、お金も10円玉で入っていたり
その日100円すくないと翌日100円多く入っていたり。
対面で売っていないぶん、夜お金を集計するとき
買ってくれた1人1人はどんな気持ちでこのお金を入れてくれたんだろう
買ってくれた人は美味しく食べてくれているんだろうか
実際に会っていない分たくさんのことを思います。
あたたかい口コミいただいたり、メールいただいたり、贈答の注文いただいたり
人のあたたかさを強く感じることができました。
そんで
ここからがチョット長い。
僕は”お義父さんのように人との繋がりを大切になるべく対面で売る”
を大事にしたかったので今までネット販売というのは敬遠していました。
ところが無人販売所を設置してから対面でなくても伝わる思いはあるんじゃないかと思うようになりました。
じゃあ、今まで敬遠していたネット販売をやってみよう!!
思い立ったらすぐ行動。
あら、売れた。
初めてなので全てがドキドキ
買って頂いた方は
お互い名前もわからなければ住所もわからないという当園にとっては未知のパターン。
ですけどその方のお礼のコメントに妻と2人で涙がでちゃいました。
会ってないのに
何処の誰かもわからないのに
お金出してくれて、感謝されて、食べて涙流してくれて
そのコメント見てこっちも泣いちゃって。
農家っていいなって。
すごくかるーい気持ちで売れなかったらしょうがないくらいだったのに
お義父さんのりんごを待ってくれている人がいる。
食べて喜んでくれる人がいる。
と思うと、なんか自分の思い込みって小さいなって気づかされました。
その反面りんごをお届けする責任も今以上にズシリ。
”やりがい”
42年目にしてようやく出会えました。
そう思うと課題も次々。
提供するりんごも少ないし、人も2人じゃ苦しいし。
まぁ 焦らずゆっくりやってこうと思います。
これを書いている最中も 無人販売の明日並べるりんごがない という催促が。
ありがたい。
今日の畑。
まるで絵本の中のように色々な色で埋め尽くされています。
また、誰かに感動を与えれるように明日も頑張ります。
面白くもない長い文書
読んでくれたあなた!!
アリガトー
あっぷるハウス宮下”の業務日誌
2020年10月7日「ワンダーランド」
最近朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。
りんご農家としては嬉しいのですが、この西山は半端なく寒い。
寒さのおかげで今年のりんごは色つきがいい気がします。
いよいよ出番。
シナノ三兄弟
”秋映”
こちらもいい色になってきました。
お義父さんのこだわりの
紅玉
今年は紅玉の注文が増えてお義父さんも喜んでおります。
今畑は色々なりんごの色で絵本の中にいるようです。
個人的にはふじのりんごがりよりこれからの季節のりんご狩りがオススメです。
そろそろこの西山もソワソワしてきました。
早く皆さんにお会いできるのを楽しみに
絶賛”ウサギ追っかけ中”です。
あっぷるハウス宮下”の業務日誌
2020年10月1日「うさぎおいし」
とうとうこの日が
飯田市民から松川町民になりました。
市民から町民・・・・。
いざとなると少し寂しいもので
妻とワンコ みんなそろって転入です。
妻は喜び
ワンコは・・・
!!!
わかりますか?
すねてます。
慣れるには時間がかかりそうです。
いつか畑を飛び回ってくれるといいのですが。
その日を夢見ながら今日も絶賛”ぐりの機嫌をとりながら散歩中です。”
あっぷるハウス宮下”の業務日誌
2020年9月16日「ぽつんと無人販売所。」
おかげさまで毎日完売しております。
なかにはメールで
「おいしいよ」
「この値段は安い」
等たくさんのコメントもいただいて値上げしようか悪魔のささやきと格闘しております。
でもこの無人販売所の目的は
”りんごの本来のおいしさを適正な価格で提供したい”
という思いがきっかけなのでこのスタンスで
季節のりんごをお届けできたらと思っております。
「みんなに喜んでもらえるりんごを提供しようね」と
満面の笑顔で気持ちをこめて荷作りさせていただいてます。
ちなみに上の写真の方は笑顔を提供するだけで何もしません。
もっと提供したいのですが本日がつがる最終日
次のりんごまで少しお待ち下さい。
NEXT アップル
「 シナノドルチェ 」
絶賛 ” coming soon “
松川町のりんご農園”あっぷるハウス宮下”の業務日誌
2020年8月31日「今年もあいつの季節がやってきた。」
畑仕事をしていると松川町の広報が
「熊の目撃情報が・・・」
宮下家よりも下に出現する熊の季節が。
今年もお目にかかることはないかなぁと思っていたら
ある朝の出勤途中 ご近所さんで熊を解体しておりました。
(ここに載せるには刺激が強いので写真はのせませんが)
夕方お裾分けにと頂いたのが
さっきの熊さん。
とれたてホヤホヤの正に産直です。
味は想像にお任せしますが、自然の摂理を経験した一日でした。
そんな日々を過ごしておりましたがそろそろです。
我が家の一番バッター「サンつがる」
とてもみずみずしくて甘い、かじった瞬間笑顔になっちゃうりんごです。
思い返せば冬の剪定からはじまっていよいよ収穫のシーズンがはじまります。
普段は人気のないこの西山も少しづつ人が遊びに来てくれて
ありがたいことにこの時期にもうりんごの注文もいただいて
なんだかワクワクしちゃいます。
今から皆さんに会えるのを楽しみに絶賛熊よけの鈴つけて畑見回り中です。