Blog 四代目のつぶやきブログ

「ウサギとカメ」

えっ

更新早くない?って思われてますよね・・・。

なるべく更新しようと心を入れ替えて頑張ります。

でも、期待しないで下さいね。

 

今日はいよいよ高密植栽培の植え付けです。

この冬、剪定を終えてから残業で2人で黙々と接いだ苗木2000本。

植えるときが来ました。

先日新しい品種15本植えるのにヒーコラ言っていたのに2000本。

大丈夫かなぁ・・・・。

昨年の夏からずっと心配してました。それがいよいよ。

ここまで親切に指導してくれた丸西産業さんに植え方を教わります。

まず苗木の根っこを

1cm以内に切ります!!!

えっ

切っちゃうの・・・。

次は

深さ5cmから10cmのあいだになるように。

(黒く塗ってある範囲がその部分。)

差し込みます!!

植えるんじゃなくて差し込むの?

差し込んだら

ぎゅってします!!

お義父さんもびっくり。

心配して水をあげても枯れるそうで、深く植えても枯れるようです。

今までの概念とは違いすぎてあきれるばかり。

一通り内容を聞いたらスタートです。

総勢6人で黙々と ブス、ギュッ。

今日だけで1600本植える?挿せることができました。

目処がたっただけでも昨年からの不安が少し解消されました。

松川町ではあまり見ない高密植栽培。

全国的にも増えつつありますがあまりなじみがないですよね。

ただ農業も10年後20年後をみてチャレンジしていかないと人手不足、温暖化、後継者等色々な問題を乗り越えられないと思います。

今までの概念を覆させられたこの栽培方法。

長年いままでのやり方で生きてこられた年配の農家さんはチャレンジすることに抵抗もあるし

そんな新しい栽培なんてりんごじゃないと否定される方もいます。

 

だけどお義父さんは否定的なことは一切言わず、やってみなよと背中を押してくれて

本当に感謝です。

 

今までのりんごを残していくためにも新しいことにチャレンジしたい。

今はそれしか言えません。

この畑が未来どんな姿になるのか?

想像しながら作業をしています。

 

楽しみにしてて下さいね。

 

 

 

「 NEW 」

お久しぶりです。

早いもので桜も咲いて春に背中を押されながら作業を急いでおります。

僕が就農して毎年何か新しいことをはじめようと取り組んできました。

今年も色々とはじめました。

まず、新しい品種を植えました。

お義父さんは甘いりんごが好きではないのであっぷるハウス宮下は甘いりんごが少なかったのですが

甘いりんご 植えました。

どんなりんごができてくれるか今から楽しみです。

次は

高密植栽培です。

この畑に約1600本りんごの苗木を植えます。

今までやったことの無い栽培方法です。

不安と期待でいっぱいです。

次は

今まで2人だけの作業でしたが常時お手伝いしてもらえるように3人態勢になりました。

お母さんのような存在。

作業中でも運転中でも綺麗な花が咲いていると花に話しかけにいっちゃう心優しい 伊藤 さんです。

 

就農して5年目にはいりますがまだまだわからないことばかり。

ただ言えることは遠い先を見ながら今の作業をしないと持続できないということ

今年植えた新しい品種も高密植も4年先に収穫できるかどうかのレベルですし

今作業している畑も来年の植え付けのための作業だったりします。

今がいいからこのままでいけるということは保証されていなくて

あらゆるリスクを考えながら毎年何かしていかないといけないんだなと痛感しております。

 

ここ最近注文を頂いてもお断りすることがおおくなっていたことと

年間を通して2人での作業では限界がみえてきたということ。

このままでは長く農園を経営していくことができないと思わせる出来事もあって

伊藤さんを御願いしました。

すこしでも長く おいしいりんごが作れますように。

今年も少しずつですが あっぷるハウス宮下 成長します。

 

昨年の今頃は桜を見る余裕もないほどどん底だったけど、「去年の自分。大丈夫今年はちゃんと見れてるよ」って言ってあげたい。

 

あと、沢山の方から心配の声いただきました、看板犬 ぐり

視力は回復しませんがそれでも一生懸命おいかけてきてくれています。

生きていてくれてありがとう。

 

毎年、毎年 一生懸命生きています。

これからブログ頻繁に公開できるように頑張りますね。

 

 

 

「 かわり  」

ながーーーくあいだがあいちゃいました。

でもね、ちゃんと今年も新しいことはじめたんです。

何を?

ずっと迷っていましたが新しい場所に畑を借りて、新しい栽培方法でりんごを作ることにしました。

その数2000本!!

その苗木も自分達の手で作ることにしまして、昼間選定作業が終った後に夕方から1日100本ノルマで作業します。

 

まず台木と呼ばれる病気に強い木に切り込みを入れて、育てたいりんごの種類の木を差し込みます。

下が台木、上が挿し木です。

くっつけるとこんな感じ。

これをテープで巻いて

出来上がると

こんな感じになります。

これを4月までに2000本作ります。

 

昼間は昼間で昨年の反省から1本1本木の樹勢を考えながら黙々と枝を切り

半日終ってみれば

この枝の量。

今年は昨年より美味しいりんごを食べてもらいたい。そんな思いでお義父さんと

あーじゃない、こーじゃないと剪定しております。

 

それにくわえブログを更新できなかった1番の理由は

看板犬でもあり相棒でもある ぐり が原因不明の病にかかってしまったことです。

突然発作に襲われ夜だったこともあり病院に行くのに時間がかかり何とか発作は治まったものの

視力を失い、1ヶ月たった今も目を離せない状況です。

 

サラリーマンから農家になってずっと苦しかったこの4年間。どんなときも、何処に行くときも隣にいてくれた相棒。

話せるはずは無いのに不思議と会話を交わしてきたような気がします。

今度は僕がそばにいてあげる番です。

視力が無くなっても代わりに目になってあげようと、もう少しぐりに寄り添ってあげようと思います。

ブログも少し間隔が空くかもですがご了承下さいね。

 

「スピードワゴン」

少し時間があきましたが新年あけましておめでとうございます。

今年は昨年とは違い4日から畑にでております。

毎年この剪定の季節は心の病にかかるのですがもう4回目の冬。

毎年、毎年病む訳にはいかないので昨年から密かに考えておりまして

今年はこんなものを用意しました。

寒いというのもありますし病気がついた枝を焼くためにたき火を用意。

それと年末に立派になったボディを引き締めるために用意した

間食セット。

それを少し枝を切ったら

補給して

少し枝を切ったら

補給して

もう少し大きく食べたいと思ったら

焼き芋を投入して

少し枝を切ったら

ハイできあがり。

この一連の作業驚くことに午前中だけでこの量です。

ますます立派なボディになりそうです。

でも少しずつ自分流に工夫して今年1年突っ走ろうと思います。

ちなみにこの焼き芋の味は

「あまーーーーーい」

ではでは、また今度。

「365日」

2022年もあと少しですね。

先週末の販売会 44歳の僕はちょっと大人っぽくりんご売ってましたよ

クールで格好いいスーツ着て自慢の商品を売る

こんなふうに

小さい頃夢見ていた理想と現実。

人生ではじめてサンタの帽子かぶりましたわぁ。

あらためまして類農園彩都店様にきていただきましたたくさんのお客様

寒い中本当にありがとうございました。

開店前から並んでいただいて会計までにお待たせしてしまいごめんなさい。

今年最後の販売会ということで皆さんとゆっくりお話ししたかったのですがきちんとお礼も言えなくてごめんなさい。

りんごを買って頂いてるのにお土産まで持ってきてくれて。

ありがとうしかいえません。

類農園さんのスタッフの皆さん、お客様今年たくさんの出会いをいただきました。

本当に感謝です。

 

皆様にとって今年1年はどんな年でしたか?

僕にとってはただただがむしゃらにもがいた1年でした。

大事な弟を失い、その悲しみから逃れようと必死でした。

あの時に年末に笑って迎えることができるとは想像もできなくてただただソファーで泣いていたのを今思い出しました。

生きているのではなく生かされている

よく聞く言葉ですが今何となくわかる気がします。

どうせ生かしてくれているなら人生楽しんじゃいましょう!

楽しむというと聞こえはいいですが一生懸命苦しむのも楽しみだし

一生懸命頑張るのも楽しみだし、一生懸命泣くのも楽しみ。

一生懸命生きる。弟の分まで。

そしてたくさんの方のご縁に感謝です。

今年も素敵なご縁のおかげで山の上の小さな農園 あっぷるハウス宮下 は2022年を終えることができました。

来年はもう少しかわったことがしたいなぁと計画しております。

 

多分苦しいことが多くなりそうですがそれはその時苦しむことにして

今は少しぼーっとしようと思います。

皆様にとって2023年もいい年でありますように。

まだ出会えていないご縁にワクワクしながら来年も頑張ります。

それではよいお年をーーーー!